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July 15, 200919:41パンガン島との出会い
Comments(0)TrackBack(0) パンガン島 
サワッディ カー

ようやくパンガン島です
ブログタイトルにパンガン島と入っているのに、パンガン島の記事が1件もないなんて、
ずっと心苦しく思ってました。
タイトルにパンガン島を入れたのは、昨年行った印象がとても良かったから
「また行きたい」という決意表明といいますか、いずれ記事も増えるだろうという
期待を込めたわけです。
実際のところ、サムイ島以上にアクセスが不便なので、気楽には行けませんが、
そのうち、1ヶ月くらいパンガン島の色んなビーチに滞在したいなと思ってます。

DSCF1388←朝のパンガン島のビーチ。引潮時かな。

■パンガン島のイメージを最悪にしたテレビ番組
さて、パンガン島との出会いです。
パンガン島を知ってから、少し前までイメージは最悪でした。
というのは、たぶん7、8年くらい前にみた、ワイドショーの番組が大きく影響してます。
それまでも、ガイドブックでパンガン島という名前と、フルムーンパーティという
単語は知っていたんだけど、この2つが結びついていなかった。
場所もよく知らなかったし。
結構印象的な番組だったので、記憶をもとに、その内容を読み物風にして、
少々詳しく紹介してみたいと思います。
タイトルは「タイ警察麻薬Gメン」みたいな感じです。

■番組の内容紹介
タイには別名「麻薬島」と呼ばれる島がある。
自然以外に何もないこの島に、麻薬を求め世界中から旅行者がやってくる。
もちろんその中には日本人もいる。
大部分が男性の1人客で、安宿に長期滞在している。
そんな若者の1人であるAに取材班は接触した。
Aは働いたことがなく、これからも働く気はないという。
酒を飲んだAは「サラリーマンなんて下らない。自分はこんなに自由だ」
「働いてる奴らを見るとバカだと思うね」
ということを繰り返し主張していた。
(取材スタッフも少しムッとした様子。実際Aはかなり感じが悪かった)
島には麻薬を求めにやってきて、それ以外にこの島には魅力はないという。
この島に来て、麻薬をやらない奴はバカだとも言った。
警察が怖くないのかと聞くと、自分が捕まるはずがないと自信満々に答えた。

そんなにこの島では麻薬が手に入りやすいのだろうか。
取材班はあるカフェの店員に聞いてみた。
すると、店員はすぐにカウンターの中から麻薬(種類は覚えてません。大麻かな)
を取り出した。
別の飲食店の経営者Bにも話を聞くことができた。
この辺りの店はどこでも麻薬を取り扱っていて、むしろそっちが利益の大半という
ことらしい。麻薬を取り扱わなければ、やってはいけないとBは言った。
倉庫に案内されると、大量の麻薬がそこにはあった。

このような麻薬がもっとも流通するのが、満月の日にビーチで夜通し行われる
「フルムーンパーティ」である。
欧米人が大半のこのパーティでは乱痴気騒ぎの果て、時には死者も出るという。

こんな状況をタイ警察は黙認しているのだろうか。
取材班はタイ警察に話を聞いた。
「確かに、これまで捜査が行き届きませんでした。しかし、これからは断固とした
態度で検挙していきます。これ以上パンガン島に麻薬をはびこらすわけには
いきません」
数日後のフルムーンパーティに向け、島には外国人が最も増える。
その機を捉え、大々的な一斉捜査を行う予定ということだった。

数日後、取材をしたBの店に乗り込むタイ警察。
そして、外国人がたむろする安宿にも踏み込む警察。
そこには、数日前、取材したAもいた。
Aは最初信じられないという様子で、「マジ? マジ?」と何度も繰り返した。
その後は、何度も「許して。もうしないから許して」と懇願した。
しかし、結局Aは逮捕された。

実はタイでの麻薬犯の刑罰は日本以上に重い。
これからAは自分の軽はずみな行動を後悔することになるのだろう。
最後にタイ警察は言った。
「これからも、パンガン島から麻薬を排除するため、徹底的に戦います」

多少の記憶違いはあるかもしれないけど、大体こういう構成です。
あまりにもタイミング良くAとBが捕まるので、やらせなんじゃないの? と思いました。
そうじゃなければ、取材班が警察に密告したとか。
まあ、真相はわかりません。
これを見て、「わあ、すごい島だ」と思い、サムイ島の近くだということも知り、
近寄ったらいけないなと思ったのでした。

■ボプットで勧められて
それから数年、おととしボプットの海辺沿いのカフェでビールを飲んでいた時、
そのカフェのお姉さんから、「パンガン島に行かないか?」と言われました。
「300Bで行けるよ。日帰りもできる」
そんなに安くて近いんだと思い、興味を持ったのですが、その1時間後には
バンコクに行く予定だったので、「また、次回ね」ということで。

戻ってからネットでパンガン島のことを色々検索しました。
1番参考になったのは、パンガントラベラーさんのサイト。
ここは、パンガン在住の日本人の旅行会社なんですが、色んな情報がのっていて
かなり参考になります。(サイトはこちら)
これを見ているうちに、段々とパンガン島へ行きたい気持ちに。
ただ、フルムーンパーティには興味があんまりないので、その時期をはずして
計画をたてることにしました。

■実際のパンガン島
いたってのどかな、リゾート地でした。
サムイ島よりも田舎。
治安の悪さとかも感じなかったし、麻薬島なんて感じは全くしませんでした。
まあ、そういうのを求めて行動してないからかもしれませんが。
バリ島のクタでは、普通に歩いている物売りが「マヤク」とか話しかけてくるから、
そっちの方が余程危なく感じましたね。

ところで、現状はどうかなと思って検索をしていたら、こんな記事を見つけました。
「島でマリファナを吸う日本人たち」
ここに書かれている日本人が間抜けすぎ。
いずれにせよ、そういうのに興味がある人は、今はパンガン島以外の方がいいって
ことでしょう。
大体、初犯ならほぼ執行猶予がつく日本と違い、実刑確実なタイでやるなんて
リスキーすぎ。
向こうは密告すると報奨金がもらえるから、売人が密告するらしいし。
しかも、犯罪者の人権を重視し、再犯防止の教育刑的な側面の強い日本に対し、
タイなどの発展途上国は応報刑罰的で、刑務所はかなり過酷な環境です。

とにかく、今のパンガン島は普通に魅力的なリゾート地です。
というわけで、次回から、パンガン島についてどんどん書いていきますよ。

それでは、また

*その他のパンガン島情報は左サイドバーのカテゴリーからお入りください。

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