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February 27, 201001:37浅田真央ちゃん、ありがとう
Comments(0)TrackBack(0) フィギュアスケート 
サワッディ カー

浅田真央ちゃん、オリンピックでトリプルアクセル3回決めましたね。
これは、本当にすごいこと  もっともっと賞賛されてもいいと思います。

さて、今回は特別にフィギュアスケートのことを書きます。
このブログは、タイの情報ブログなので、そこから大きく逸脱した内容は書かない
ようにしてます。
でも、オリンピックは4年に1度なので、特例ということで。
ちょっと長いですけど、宜しかったらお付き合いくださいね。

以前も少し触れたけど、私、フィギュアスケートの軽度のオタクです。
チケットを取るのが面倒で生観戦まではしないので、重度ではない。
でも、ファンというよりは、ややオタク。
だから、先週、今週は大忙し。
TV観戦に、ニュースをハシゴして、プロトコル(採点表)を分析したり。
基本的には、男子と女子がメインで、ペアとアイスダンスはあんまり詳しくないです。

感動も沢山したけど、納得のできないことも多くて、モヤモヤしてます。
こんなにスッキリしないオリンピックは初めて。
皆さんはどうだったでしょう?

■伊藤みどりとの出会い
さて、私がフィギュアファンになったきっかけは、カルガリー伊藤みどりさんです。
TVで下位選手から観戦していて、伊藤みどりが出てきて、あのジャンプに
やられてしまった。単純にすご〜い という驚き。
とにかく、他の選手とは全くレベルが違っていた。
そして、アルベールビルの、演技の終盤になって決めたトリプルアクセル(3A)
映像は、今でも見るとウルっときます。
私のフィギュアの原点は、伊藤みどりなんですね。

ところで、カルガリーでは、もう1人、銅メダリストペトレンコにも釘付け。
「何? あのソ連の王子様みたいな人は。」と友達と盛り上がってました。
彼は、後にアルベールビルで金メダリストになりますが、見た目的にはカルガリー
時代が最強でした。
今回のバンクーバーでは、アメリカのジョニー・ウィアーの横にコーチとして座っている
のを見て、なかなか感慨深かった。
ちなみにカルガリーの銀メダリストが、現在キムヨナのコーチオーサーなんですが、
全く記憶にない。ごめんなさい。
当時は、今よりもミーハー気分で観戦してたんですね。

■浅田真央の登場
しかし、伊藤みどりの引退後、フィギュア熱は少し冷めてしまいます。
競技としては好きなので、テレビでやっていると見るんだけど、伊藤みどり以上に
感動できる選手がいない。
特に、私はミシェル・クワンの演技はあまり好みではなく、そんなにいいかなと
思ってました。
当時、男子では4回転が必須になり始めたように、女子でも3Aを決めるのが
普通になる時代がくるかと思っていたら、全然そうはならなかった。
伊藤みどりがいなくなって初めて、如何に彼女が規格外だったかということが
わかりました。

そして、長い時が経ち、現れたのが浅田真央です。
こんな選手が再び日本から現れるなんて。
3Aを飛ぶだけでなく、柔軟性もあって、スタイルもいい。
しかも、この4年間でジャンプ以外の要素や表現力なども格段に進化した。
ジャンプの総合力だけは伊藤みどりの方が上だと思うけど、基本的はもう超えたん
じゃないかと思ってます。
さらに、見かけによらず真のアスリート志向
それまで、フィギュアスケートには全く興味のなかった夫も、私以上に真央ちゃん
ファンになり、以後、スケートは旅行と並んで共通の趣味になりました。

■スポーツとしてのフィギュアスケート
伊藤みどりから始まった私は、当然のようにフィギュアスケートはスポーツであるべきだ
と考えてます。
「当たり前でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、このバンクーバーオリンピックは
残念ながらスポーツとしてのフィギュアスケートの危機が露呈した大会だったと
思います。

どうして、4回転を2回飛び、大きなミスをしていないプルシェンコが、4回転を
飛ばないライサチェックに負けたのか?
何故、女子でオリンピック史上初、3Aをショートプログラム(SP)で決め、
さらにフリーでも3Aを2回決めた浅田真央キムヨナ大差で負けたのか?

難しい技にチャレンジしなくても、ジャッジさえ評価すれば金メダルが取れるのならば、
スポーツとしての進化は止まってしまう。
試合後、プルシェンコはそういった趣旨のことを主張してますが、同感です。

確かに、フィギュアは芸術的要素もある。
しかし、軸足はスポーツに置いて欲しい。
芸術要素を思いっきり楽しみたいなら、エキシビションでいいじゃない?
難易度を下げて、力を抜いて滑れば、完璧な演技をするのは比較的容易。
限界に挑戦して、そしてそれを成功させるからこそ、観客は大きな感動をするの
だと思うのです。

■キムヨナの採点は異常
キムヨナは決して好きな選手ではありませんが、このオリンピックの大舞台で、
初めて、SP・フリー共にノーミスの演技をしたこと自体は素晴らしいと思います。
重圧は半端なかったでしょうから。
(ニュースでしかスケートを見ない人には意外かもしれませんが、キムヨナはこれまで
両方ノーミスだったことはない。特にフリーはほぼ必ず大きなミスをしてました)
一方、浅田真央は、フリーでミスがありましたから、銀メダルとなったのは当然なの
かもしれません。

しかし、実は、浅田真央はキムヨナに負けたのではありません。
負けたのは、ジャッジ・採点方法になのです。
ここで、客観的な事実を1つ示したいと思います。
実は、男子金のライサチェックも、銀のプルシェンコも、今回のキムヨナに勝つことは
できませんでした。

今回の男子の点数を女子と同じ基準に計算しなおしてみます。
まず、採点のうち、演技構成点(PCS)は、女子にあわせ0.8掛けします。
また、フリーで男子は1回多くジャンプを飛ぶので、最も基礎点の低いジャンプの
点数を引きます。
その補正をした点数とSP・フリー合計での高難度ジャンプを比較してみます。

                            SP      フリー    合計      成功した高難度ジャンプ
・ライサチェック (金)  81.90   146.16   228.06    3Aを3回
・プルシェンコ(銀)     82.90   144.10   227.00    3Aを3回、4回転を2回
・盒饗臺紂米次      81.98   134.13   216.11    3Aを3回
・キムヨナ               78.50    150.06   228.56   
・浅田真央            73.78    131.72   205.50    3Aを3回

いかがでしょう? ちょっと驚きの結果です。
つまり、SP、フリー共にノーミスだったライサチェックも、4回転2回、3A3回飛んだ
プルシェンコ
もキムヨナには敵いません。
盒兇覆鵑憧闇圓任后
この表には現れていませんが、細かいことを言えば、男子の上位選手は3回転ジャンプ
を6種類全て揃えてますし、セカンドジャンプの3回転もあります。それでも勝てない。
(浅田真央、キムヨナ共に4種類。浅田はセカンドの3回転はない。)
仮に、フリーで真央が3Aだけでなく、突然4回転を飛んで、ノーミスだったとしても
今回のジャッジでは勝てなかった。4回転2回でもムリかな。
つまり、キムヨナが終了した時点で、どんなことがあってもキムヨナが勝てるような
得点をつけたということです。

どう思いますか?
こんな採点ありだと思いますか?

実は、こんな異常採点されて1番気の毒なのはキムヨナだと思います。
もう少し控えめな、例えば140点くらいにしておけば充分だったのに。
(それでも、高いと思いますが)
そこまでしないと安心できなかったということでしょうか。
我が家では、これを2008年グランプリファイナルのトラウマだと考えてます。
あの時、キムヨナが参加する初めての韓国開催の大会で、キムヨナを勝たせる気満々
だったのに、空気を読まない浅田真央が3A2回決めて優勝してしまった。
それ以来、キムヨナへの加点はますます加速した気がします。

それにしてもわからないのが、何故、キムヨナをそんなに勝たせたいのか?
あるいは、浅田真央を勝たせたくなかったのか?
韓国ジャッジはともかく、それ以外のジャッジの考えがわかりません。

■採点方法とジャッジの問題
問題は2つあると思います。
1つ目は、そもそもの採点基準の問題
プルシェンコがいうように、高難度のジャンプはもっと高い評価がされていい。
あるいは、同じ3回転でも、ファーストとセカンドでは難度が違うのだから、
点数を変えてもいいかもしれない。
ちょっとの回転不足が大幅な減点になる理不尽さなど、色々あります。

そして、それ以上に深刻なのが、実際に採点をするジャッジの問題です。
特に、ジャッジによる加点と減点(GOE)裁量が大きすぎる
例えば、フリーで、浅田真央は成功したジャンプ5つに対し3.2の加点。
一方、キムヨナは7つに対し12点の加点。
そんなに差ありますかね?
男子の時も、この加点部分が問題だなあと思いましたけど、ここまでは露骨では
なかった。
男子上位陣で成功したジャンプの加点が最も多いのは、織田信成で
ジャンプ6に対し6.6点。
この点からも、キムヨナへの加点が突出していることがわかります。

これは、私の偏見とか誤解が入っているかもしれませんが、ジャッジの嫉妬、
コンプレックスなんじゃないかと思ったり。
今回の男子の採点を契機に、過去の多くの一流選手がフィギュアスケートの
未来を案じ、ジャッジに対し異議を唱えてます。
世界の一線で戦ってきた選手は、やはりわかっていると思いました。

外国人のジャッジのことはよく知りませんが、一般にジャッジには超一流選手
いない気がします。
日本を見る限り、世界にそこそこ通用した一流選手すらいないような。
だからこそ、限界に挑戦する超一流アスリートの気持ちはわからないんじゃないかと。
「スケートを支配しているのが選手じゃなくて、ジャッジなんだ」と権力を誇示して
いるように思えてしまいます。

フィギュアスケートは採点競技で、演技の優劣に審判の主観が少なからず
入りこむのは仕方ないです。
けれども、それを少しでも少なくし、挑戦しそれを達成する選手が報われるような
採点にすることが、スケートの発展に繋がると思うのだけど。

■バンクーバーオリンピックの感想色々
なんだがネガティブなお話になったので、今回の感想を色々。

まずは、男子
リアルタイムで1番興奮したのは、小塚くんが4Tを決め、その後の3Aー3Tを成功
させた瞬間。まさか、この大舞台で成功させるとは
何気に、小塚は大舞台に強い。去年も一昨年も男子が3枠確保できた
最大の功労者は彼ですから。ソチに期待です。

ライサチェックがフリーでノーミスだった瞬間。
すごい、よく揃えてきた、頑張ったと、感動しました。
でも、この時の感想は、銀か銅はとったなというもの。
まさか、金になるとは・・・。
彼自身も、確実にメダルを取るために、今の採点基準に合わせただけだと思うので、
批判されるのはかわいそうだなと思ってます。

プルシェンコ。昔のプルシェンコと比較すると、今回はイマイチなところもあったけど、
冷静に考えるとやはりすごい。SPはもっと点が出るべきだった。
また、彼が復帰したおかげで、ジャッジの問題とかが今までよりも広く知られるように
なった。その点は、さすが王者です。

盒饗臺。男子では1番好きな選手です。たまたま日本人。
だから、リアルタイムではハラハラしすぎで、ちゃんと楽しめなかった。
その後、何回見ても、本当に飽きない。すごい、いいプロだと思う。
世界選手権では、完成版の「道」がみたい。
何はともあれ、メダル取れてよかった。
でも、彼が4回転決めて金メダルだったら、1番平和でしたね。

パトリック・チャン。そもそも、彼の点数が高すぎたことが、今回プロトコルを分析
しまくるきっかけです。私が採点すれば、彼は小塚の下、少なくともウィアーよりは下。
あ、ウィアーの演技も、キス&クライも良かったです。

続いて女子
全体的に、今回はいい演技が多かった。
3回転−3回転にチャレンジし、成功する選手も多かった。
一時は厳しいジャッジに萎縮する感が強かったけど、開き直って自分自身のために
自分のできる最高の演技をしようとしたのかなと思いました。

特に、アメリカ・日本両国籍の長洲未来の演技は良かった。
このメンバーで4位はすごい。彼女は踊れる点が魅力です。
まぎれもなく日本人でもあるのだから、もっと報道してもいいと思うのに。

ロシェット。今回は本当に心のこもった迫真の演技だった。
思わず、もらい泣きをした。でも、やや点は出過ぎかな。銅メダルは納得です。

そして、浅田真央
まさか、本当にオリンピックで3Aを3回も決めるなんて。
それを見れただけでも、とても幸せです。鐘もすごくいいプロだと思う。
本当にありがとう
まだまだのびしろはあると思うので、これからどれだけ進化できるのか、楽しみです。

さて、脱線をしましたが、次回からは、パタヤ旅行記書きます。
それから、今回の、長い文章を読んでくれた方ありがとうございます。

それでは、また

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