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March 11, 201101:22四大陸フィギュア ペア&アイスダンス
Comments(0)TrackBack(0)フィギュアスケート 

サワッディ カー

台北で開催された2011フィギュアスケート四大陸選手権、今回はペアとアイスダンスについてです。
両方ともTVで見ることも少なく、全然詳しくありません。
相当有名な選手しか知らないし、エレメンツもよくわかってない。
もし、無料チケットでなかったら、予算上、ペア&アイスダンスはパスしていたと思います。
それでも、生はやっぱり迫力があり、期待以上に楽しめました。
貴重な体験ができて、感謝です。

なお、当ブログは基本的にリンクフリーです。
ただし、写真や文章の無断転載はご遠慮ください。(必ず、リンクの上紹介ください)

それでは、続きはこちらからどうぞ
↓ ↓ ↓



■ペア
台北に到着した17日の夜、ペアSPの途中から観戦しました。
この時はまだ2階への座席移動ができず3階から。
後で振り返ると、このペアショートが1番観客が少なく、2階は本当にガラガラだった。
そして、翌18日の午後、ペアフリーの最終滑走のみ観戦。
この時は、キスクラ近くのショートサイドの1番前の席で、目の前でジャンプやリフトがあるとすごい迫力です。

■パントン組
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ペアで最も印象が残っているのは、やはり優勝した龐清 & 佟健(ホウセイ&トウケン)組
英語読みだと、チンパン&ジャントンになるのかな。
中国選手は、色んな名前の読み方があってわかりづらいですが、以後パントン組ということで。
当ブログはスケートに詳しくない方も多いので一応説明すると、バンクーバーオリンピックでは銀メダルを獲得している、31歳のベテラン選手です。
私がペアの演技を見るのは、オリンピックとNHK杯くらい。(日本だとこのくらいしかまともに放送されていない)
このパントン組はよくNHK杯で優勝していて、素晴らしい演技だけでなく優勝インタビューも感じよく、以前からイメージがいい。
中国という国はちょっと・・・だけど、中国のフィギュアスケーターは全体的に好印象です。

さて、このパントン組、点数的にも完成度という意味でも他のペアとはレベルが違ってました。
なかなかジャンプが決まらないペアも多いなか、きちんと決めてくる。
それ以外のエレメンツも(レベルとかはよくわからないけど)、単純に見た目ですごい。もう圧勝でした。
双眼鏡で見ていた夫によるとすごく顔の表情もつけていたそうですが、そういうのが見えなくても表現力は感じられました。
特に、私はSPの方に感動しました。
何故か、マイナス1点のディダクションがついていたけど、タイムオーバーかな。
フリーは今季の浅田真央と同じリストの「愛の夢」
真央とはかなり雰囲気が違って、真央が「夢」って感じならパントン組は「愛」って感じかな。

まだまだ第一線で活躍できそうですが、今度の東京の世界選手権で引退するらしい。そして、2人は結婚するようです。
見ている時は全然そんなことを知らなかったので、今回この演技を生で見ることができて本当に良かったなあと。

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↑表彰式後、私達もいるキスクラ近くの席に近づいてくる2人。
パン選手の方が花束を投げます。
たぶん、知り合いの方がいて、その方に花束を渡したかったみたい。
近くでみると、パン選手は本当に細い。

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↑これが表彰式で渡された花束のアップ。
しかし、この後、夜には再び表彰式があったから、この花束も回収されたのかな。

■ハプニング
17日のSPでちょっとしたハプニングがありました。
アメリカのペアの男性がジャンプで転倒した、と思ったら演技を中断。
もしかしたら怪我? と思ったら。

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↑わかりますか? ブレードを留めていたネジ?が外れたか緩んだみたい。
ブレードがパカッと外れているのを審査員に見せてました。
これじゃ、危ないですよね。
結局、少し中断してブレードを留めなおして演技再開しました。
試合前には、靴ひもだけでなくブレードも要チェックですね。(特に織田選手)

■高橋成美&マーヴィン・トラン組
ペア観戦の楽しみの1つは、この高橋成美&マーヴィン・トラン組(以下、高トラ組)。
しかし、フリーは見逃してしまい、SPだけの感想です。
この高トラ組は久しぶりに出てきた日本ペア期待の星です。
2人をみて思ったのは、非常に見た目にしっくりくるというか、2人のバランスがいいこと。
リンク上では、146cmの成美選手も思ったより大きく見えました。(次の選手が出てきたらやっぱり小さかったんだと思ったけど)
残念だったのは、ジャンプの調子がよくないこと。
今季はジュニアとシニアのかけもちというハードスケジュールで、疲れが溜まったりじっくりと練習できないのかもしれませんね。
つい先ごろ行われた世界ジュニアでは第3位。
これだって素晴らしい成績ですが、本人達はきっと金メダルを目指していたと思うので東京ワールドでは頑張って欲しいです。
成美選手のインタビューはいつもすごく面白くて好きです。

■銀のロマンチック・・・わはは
ところで、高トラ組を見ていて、思い出すのは川原泉著の少女マンガ「銀のロマンチック・・・わはは」の、あるト書。

「日本の壁は異常に薄かったが、世界の壁は異常に厚かった」

川原泉はデビュー当時からとても好きな作家ですが、この作品はその中でもベスト5には入るし、スケート漫画の中では断トツに好き。
基本コメディだけど、じんわりとくる読後感。
今回日本に戻ってから読み返すと色々と面白い発見がありました。

この漫画が書かれたのは1986年、カルガリーオリンピック(1988)の少し前です。
作中にも出てきますが、1986年1月31日のヨーロッパ選手権でチェコのサボフチク選手が史上初めて公式戦で4回転に成功します。
主人公ペアが、いきなりトリプルアクセルに成功したり、4回転ルッツを跳んだりする点は漫画ならでは。
(私はこの漫画でルッツというジャンプがあることを知りました)
MHK杯(NHK杯のこと)や解説の木枯さん(五十嵐さん?)なんかも登場します。

そして、日本スケート連盟から聞いた話として、1985〜86年時点ペアの選手はいないような状況で、だから、ペアをやるなら今がチャンスと宣伝されてます。
さらに、なかなか感慨深いのは、MHK杯出場6組中、1位がソ連、5位が日本(主人公ペア)、6位が中国ペアなこと。
今やペア王国の中国も、この時点ではそういうイメージだったんですね。
気になって調べたら、中国ペアが初めて世界選手権の表彰台に上るのはそれから10年以上たった1999年、申雪・趙宏博(シンセツ・チョウコウハク)組の銀メダル。
そして、昨年のバンクーバーで、同ペアは悲願の金メダルを獲得します。

一方の日本は、漫画の時代から25年以上たってもそんなに状況が変わっていない。
スケート少女漫画では主人公のペア転向(最近はアイスダンスも)が定番ですが、実際には一向にペアが盛り上がる気配はない。
井上怜奈選手(アメリカ)にしろ川口悠子選手(ロシア)にしろ、日本を離れて成果を出している。
たまたま中国に住んでいたこともあるペア希望の高橋成美という才能のある選手が現れて、本人や周りの人達の努力もあって国際的に通用するようになった。
しかし、日本のペアといえば高トラ組だけで、せっかく取ってきてくれた枠も使いようがない状態。
ソチオリンピックでの導入がささやかれる国別対抗戦なんて、高トラ組がいなかったら事実上日本は参加することさえできない。
高トラ組はトラン選手の国籍問題もあって、オリンピックに参加できるかは微妙みたいだし、どうなるんでしょうね。
(オリンピック以外は国籍が異なる国からでも出場できます)

色々と難しい面がいっぱいあるんでしょうが、せっかく高トラ組が出てきたのだから、この機会にペアももっと支援・強化して欲しいなあと思います。
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なお、「銀のロマンチック・・・わはは」は甲子園の空に笑え! (白泉社文庫) に収録されています。
表題の「甲子園の空に笑え!」は高校野球が舞台で、これも面白くてお勧めです。

■アイスダンス
アイスダンスはペア以上に見ることも少なく、エレメンツもルールもさっぱりわかりません。
だから、感想も簡単めで。
なお、アイスダンスというのは氷上の社交ダンスとも呼ばれており、ジャンプ等はなく最も芸術的要素が強い種目です。

アイスダンスは18日夜のフリーダンスの途中から、2階ジャッジ側のロングサイドの隅の方、前から10番目くらいで見ました。
驚いたのが、この時点でこの大会始まって以来の観客の多さと盛り上がり。
たぶん日本人率は最も低かったと思う。
とにかくすごい歓声で、台湾ってアイスダンスが人気なの? それとも金曜夜だから客層が今までと違うの? と思いました。
そんな中でも、一段と大きな歓声があがったのがバンクーバー・オリンピック金メダルのテッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア組が登場した時。
とってもいい感じで滑り出したのですが、突然の中断。
結局、詳細はわからないままですが、テッサの足の状態に問題があるみたいで棄権になってしまいました。
中断する直前まで、満面の笑みで滑っていたので驚きましたね。
棄権の後、観客が一気にテンションが下がってしまい、次の選手達が色んな意味で可哀想でした。

アイスダンスで1番印象に残っているのは、日系アメリカ人のシブタニ兄妹
以前から存在だけは知ってましたが、ちゃんと演技を見るのは初めて。
IMG_5218
アイスダンスはなんとなく白人の牙城という感じなんですが、このシブタニ組はすごくいい
同調性も素晴らしいし、ちょっとレトロな独特の雰囲気がある。
今大会では見事第2位でした。

そして、とにかく演技が楽しかったのは、1位のメリル・ディヴィス&チャーリー・ホワイト組(アメリカ)。
レベルとかは全然わからないけど、なんだか凄い技の連発でした。
なんというか、わからないなりに、やっぱり上位選手は上手だなというのはわかるものですね。
そして、女子選手が皆すごい筋肉があるのにも驚きました。
一見優雅だけど、姿勢を保ったり、絶えず動いたり想像以上にハードなんでしょうね。
席が良かったせいか、TVよりも生の方が面白かったです。

ところで、日本のリード姉弟は今回欠場でした。
そのせいか、フジテレビの実況席はアイスダンスの間はずっと空のままでした。
ペアの時は八木沼さんとアナウンサーが一応いました。

長い間書いてきた四大陸選手権の記事も次回が最終回の予定です。(途中、タイ記事をはさむかも)
残りの女子選手、地元選手、エキシビションなど、書き残したことを全部詰め込みます。

それでは、また

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