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April 02, 201218:40トリプル初銅メダル
Comments(0)TrackBack(0)フィギュアスケート 

サワッディ カー

ご無沙汰しています。
久しぶりなのに、スケートネタで恐縮ですが、ニースで行なわれた2012年フィギュアスケート世界選手権についての感想を少し書きたいと思います。
今回、日本勢は銀メダル1個と銅メダル3個を獲得しました。
盒饗臺總手の銀メダルは貫禄のという感じですが、3つの銅メダル3個は各選手にとって初メダル。
見ているこっちも、非常に感慨深いものでした。
(なお、このブログはタイ情報ブログなので、フィギュアファンの方以外にもできるだけわかりやすく書きたいと思ってます)

■羽生結弦選手の銅メダル
この大会で私が一番感動したのは、羽生結弦選手の演技&台乗りです。
大会前から難しいだろうなと思いつつ、できればメダルを獲得して欲しいなと期待していたので。
羽生選手は、昨年2月末、生観戦した台北での四大陸選手権ですっかり魅了されました。(その時の記事はこちら)
ところが、その直後、東北大震災で仙台在住の彼は被災します。
この辺りはメディアでも沢山報道されたので詳細は書きませんが、練習リンクも失いスケート面でも私生活も大変だったと思います。
正直、今年は厳しいかもと思いました。

しかし、技術的にも予想以上にレベルアップし、初めての世界選手権で銅メダル獲得しました。
彼が被災者であることは開催地フランスでも報道されたこともあってか、現地の声援も非常に大きかったですね。
たぶん、欧米人から見たらまだ子供みたいな少年が、次々と難易度の高いジャンプを決める所にも驚いたんじゃないかな。
特に私が驚いたのは、転んだ直後に3アクセル+3Tを決めたところ。
後のインタビューによると、転んだことで休めたと思うようにしたのだとか。落ち着いてますね。

実は、男子で初出場でいきなり世界選手権のメダルを取る選手というのは非常に少ないです。
女子選手は成長前の方が有利で若くしてメダル、初出場でメダルという事例はすごく多いけど、男子の一般的なピークは19〜22歳くらいって気がしますね。
日本人男子ではもちろん初めて、17歳でメダル取得は日本男子の最年少記録です。
初出場でメダルを獲得した最近の例としては、ヤグディン(ソルトレイク金)が16歳、プルシェンコ(トリノ金)が15歳(今でも最年少記録)、ライサチェック(バンクバー金)が19歳の3人くらいです。
思いがけず、ここ3回のオリンピック金メダリストがそろい踏み。しかも、全員銅メダル。
ライサチェックの例はすっかり忘れてたので、今回これに気づいて羽生選手も金メダルが取れるんじゃないか思ってしまいました。(ジンクスとまではいえないけど)

羽生選手の魅力の1つは、日本人選手には珍しい気の強さ、大試合での勝負強さです。
だから、何か失敗しても、それが次の糧になる、失敗すらもいい経験になったと思ってしまいます。
4回転やトリプルアクセルの安定感、柔軟性、観客への訴求力など、トータルで魅力が沢山あります。
それでいて、まだまだ未完成さを感じさせるところが頼もしい。
多分、ソチまでの2年間にまだまだ成長してくれそうです。

ところで、日本人選手が2人台乗りというのも史上初です。
昔からしたら信じられないくらい、今、日本男子は本当に強いですよね。
そして、今回の大会、男子は非常に見応えのあるいい試合だったと思います。
ソルトレイク時代並みに4回転を跳ぶのが当り前になってきて、バンクバーが嘘のようです。
できれば、メダルを取って欲しかった選手が他にも沢山いました。

■高橋成美、マーヴィン・トラン選手のペア銅メダル
羽生選手のメダル以上に快挙というか、全く予想もしていなかったのが、この高橋・トラン組のペア銅メダルです。
まさか日本選手がペアでメダルを取る時代がやってくるなんて、という感じです。
特に、高橋成美選手の喜び方があまりにも凄くて、感動と面白さで泣き笑いをしてしました。(見てない方は、是非ご覧になってください)

しかし、このペア、現在のままではソチオリンピックには出られません。
トラン選手はベトナム難民とカンボジア難民の間に生まれ、カナダ国籍。
オリンピックに出場するには日本国籍を取得する必要があります。
しかし、日本国籍取得の要件は非常に厳しく(これ自体は私は賛成ですが)、今のままでは要件を満たさないからです。
例えば、日本に一定年数在住という要件、日本にはペア選手が練習できるようなスケートリンクがないので2人が練習拠点を日本にするのは難しい。
それでも、彼らだけの問題ならば、まあ、残念ですねということで済みます。
ところが、ソチオリンピックからは、フィギュアスケートに団体戦が導入されます。
日本には彼ら以外の選手は事実上いないので、このままだと団体戦には日本は参加できません。
個人的には、団体戦に日本が参加できないならそれもいいと思うし、高橋選手も「オリンピックとトランならトランを選ぶ」と言っています。
それでも、もし本人達が国籍を取ってオリンピックに出たいと思うのならば、できれば叶えてあげたいと思います。

今回、銅メダルを獲得したことで世論が盛り上がれば、特例を認める方向で政府も動いてくれるかも。
実際は厳しいかもしれませんが、それでも、本人達にとっても、日本のスケート界にとっても非常に意義のある歴史に残る銅メダル獲得だったと思います。
この快挙、もっともっとTVでも報道してくれたらいいのだけれど。

■鈴木明子選手の銅メダル
女子では鈴木明子選手が27歳で初の銅メダルを獲得しました。
羽生選手とは逆の意味で、若い選手が有利といわれる女子が27歳で初メダル、これもすごいことです。
そして、多分これから先鈴木選手はスケートに関わる仕事を続けていくと思うので、本当に取れてよかったと思いました。
経歴に世界選手権のメダルがあるのとないのでは大違いだから。
実際、メダルを取るだけの実力があっても、運が巡らず結局メダルを取れない選手は沢山います。
(例えば、中野友加里選手は3回出場したけれど5位、5位、4位でした。これ自体素晴らしい成績です)
フィギュアは採点競技(しかもジャッジがひどい)だから、残念ながら本人の出来栄えだけで点数は決まらないんですよね。
だから、今回これまでで一番のチャンスのある大会で、メダルを取れたことは本当に良かったと思います。

ただ、男子とは逆に、女子は今回、本来の実力を発揮できない選手が多く、残念な大会でしたね。
浅田真央選手も、去年以上に出来は悪かったと思います。
(それでも、6位に留まっていることがある意味すごいですが)
スケートはどうしても好調不調の波があるスポーツなので、とにかくファンとしては見守るしかできないなと思ってます。

■生放送
今回、フジテレビは、一部、生放送をしました。
スポーツ観戦は生放送が1番なので、これは素直に評価したいと思います。
これまでも、もっと生放送に相応しい時間帯の大会はあったのに、何故、今回生放送だったのかと疑問は残りますけど。
でも、視聴率は悪かったみたいなので、これから先、生放送はしてくれるかわかりませんね。
視聴率が悪い原因は、私は生放送が原因とは思わないけれど。

さて、まだまだ忙しい日が続いてます。たぶん、後、10日くらいで落ち着くかなと思います。

それでは、また



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