フィギュアスケート

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February 19, 201103:43ラッキーな1日♪ (フィギュアスケート四大陸選手権@台北 現地レポ その2)
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サワッディ カー

台北で現在行われている、2011年フィギュアスケート四大陸選手権、18日の現地レポートです。
今日は、男子SP(ショートプログラム)のみ2階席のはずだったのですが、結果的にペアもアイスダンスも全部2階席になり超ラッキー
しかも、かなりの至近距離で演技や選手を見れました。
無料チケットなのにいいのかしら?

さらに、偶然、オフリンクの鈴木明子選手浅田真央選手(私だけ)に遭遇。
今日は忘れられない日になりそうです。
明日も観戦があるので、時間の許す限り現地レポしたいと思います。

IMG_5058
↑昼間の台北アリーナこと台北小巨蚤。 
なお、当ブログは情報提供を目的としており基本的にリンクフリーです。
ただし、写真や文章の無断転載はご遠慮ください。

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February 18, 201103:33(速報) 無料チケット&リンクの様子 (フィギュアスケート四大陸選手権@台北 現地レポその1)
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サワッディ カー
(ちょっと、合わない挨拶ですが)

台北で現在行われている、2011年フィギュアスケート四大陸選手権現地レポートをお届けします。
2月17日の夜、ネットで申し込んだ無料チケットを受け取り、その後当日券でペアSPを途中から観戦してきました。

明日以降到着する方も多いと思うので、取り急ぎ、ご報告します。
本当は、色んな情報をまとめてアップしたいのですが、できるだけ早くお届けした方がいいのかと思うので、役に立ちそうな部分からアップしていきます。
現地のテレビでは、ずっと今日の演技の録画やスポーツニュースが流れているので、それを見ながら書いてます。

IMG_4952

2月20日までの観戦中は1日1回にこだわらず、どんどん現地レポするのが目標です。
(実際にできるかは、わかりませんが)
タイ情報については、しばらくの間お待ちくださいね。

とりあえず、今回の記事の内容は下記のとおりです。
◆四大陸選手権 無料チケットを受け取る
◆台北アリーナの様子
◆会場内の状況
◆現地台湾の天候と会場

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February 14, 201108:34フィギュアスケート四大陸選手権の生観戦@台北
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サワッディ カー

まもなく開催される2011年フィギュアスケート四大陸選手権を生観戦するため、台湾に行きます。
2月17日16時頃に台北の桃園空港に到着し、21日に帰国します。

18、19、20日は毎日昼から夜まで観戦。
まさに、スケートを見るためだけの旅行です。こんなのは初めて。
そして、チケットはなんと無料
噂によると、日本人が大挙して訪台するみたいですよ。
多くの方は、1日遅れの18日に出発するみたいので、ホテルのネットが使えたら、いち早く現地レポートするつもりです。
(このブログはタイブログでスケートブログではないので、スケートファンの方はあんまり見ないかもしれませんが)

そして、もうあんまり時間がありませんが、次回から途中になっている、2010年8月の台湾旅行記の中から、台北近郊の観光スポットなどをできるだけ紹介していきたいと思ってます。
予定としては、北投温泉九分淡水
(余裕があれば、時々タイ記事も書きたいけど)

以下は、今回の四大陸選手権のチケット予約に関する私達の紆余曲折です。
かなりマニアックなので、興味のある方だけご覧くださいね。
(一応、スケートに詳しくない方にもわかるように努力はします)
 
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December 28, 201001:32フィギュアスケート 2010全日本選手権!
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サワッディ カー

昨日、少しだけフィギュアスケート全日本選手権にふれましたが、浅田真央選手は最終的に2位でしたね。
優勝は安藤美姫選手。納得の結果です。
ファンとしては5連覇を逃したのは残念だけど、世界選手権にも出られるし良かったなと思っているところ。
まだ、ネット動画で見ただけで恐縮なんですが、久々にフィギュアスケートネタを書いてみようと思います。
なお、このブログの読者はフィギュアスケートについて詳しくない方も多いと思うので、できるだけわかりやすく書いていきますが、ややマニアックな内容かも。
しかも長いので、初めて「続きを読む」機能を使ってみました。
興味のある方は、読んでいただけると嬉しいです

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March 28, 201002:16高橋大輔選手、浅田真央選手 金メダルおめでとう!
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サワッディ カー

高橋大輔選手、浅田真央選手 世界選手権、優勝おめでとう
記念すべき100回目の大会を日本人がダブルで金メダルとは素晴らしい。
この前のジュニアの世界選手権も、羽生結弦選手と村上佳菜子選手が
ダブル優勝だったから、すごいぞ、日本人って感じですね。
高橋の金はアジア初、もちろん日本男子初、真央の2回目の金も日本人初、
男女共に金も日本初と初めてづくしです。

先日、バンクバーオリンピックでフィギュアスケートの記事を書いたら、一部で結構
評判が良かったので(主に、タイに興味のない友人達)、またまた書いてみました。
タイの情報を楽しみにしてくださっている方、度を超えないようにするので、
お許し下さいね。(オリンピックの記事はこちら)

■スポーツはライブ放送が1番
ところで、何故もう記事を書いているかというと、リアルタイムネットTVを見ていた
からです。女子フリーの地上波放送は明日28日の夜、約1日遅れ。
今回、男子フリーだけは、早朝に生放送してましたけど、何故かオリンピック
NHK杯以外のスケートは生放送しません。
本当は、スポーツなんだから生に勝るものなし、時間帯が変でも一定の視聴率は
見込めると思うのにね。
だから、いつも、先にネットで外国の放送を見るか、ISU(国際スケート連盟)の
オンラインリザルトで事前チェックしてます。

■完成版の「道」と「鐘」
さて、今回の世界フィギュア、私の最大の希望は、高橋大輔のフリープログラム(FP)「道」
浅田真央のFP「鐘」の完成版を見ることでした。
もちろん、優勝してくれたら嬉しいけど、今のジャッジは本当に変なので、
それは二の次。
そして、2人ともそれを達成してくれました。本当に感動です。

2人はそれぞれ最も好きな選手で、それがたまたま日本人というだけ。
とにかく繰り返し演技を見ても飽きない点が共通です。
点数が高くても、失敗がなくても1回か2回見ると充分という選手も多いんですよね。

特に、今回の「道」も「鐘」も他の選手にはできないような素晴らしいプログラム。
でも残念ながら、これまでパーフェクトな演技がなかったので、とにかく完成版が
見たかったのです。

■アスリート魂がすごい
2人が好きな理由のもう1つは、そのアスリート魂です。
フィギュアスケートはスポーツに軸足を置くべきと思っている私ですら、驚くほどです。

まず、高橋4回転トーループの精度が悪いから4回転フリップでいくかもという
報道を見たとき、「はあ? ありえないでしょ」って思いました。
一応、説明すると、フリップはトーループよりも難しいジャンプとされていて、
まだ試合で成功させた人はいません。チャレンジした人もいないんじゃないかな。
とにかく聞いたことない。
スケート漫画ならともかく、リアルで飛ぶとは本気とは思えなかった。

ところが、回転不足&両足着氷とはいえ、転倒せずに着氷した。
これって、すごいことなんですよ。
それを許した長光コーチも、実際にチャレンジした高橋も天晴れです。
そして、バンクーバーで白熱した4回転論争も、いい方向に進む道筋を作った
のではないかと思います。
たぶん、プルシェンコも高橋の優勝には文句なし、よくやったと思っているんじゃ
ないかな。

そして浅田真央。ジャッジの執拗な苛め?とも思えるダウングレードにも負けず、
いつの間にか、1試合にトリプルアクセル(3A)3回挑戦するのを普通にしてしまった。
最初に聞いた時は正気の沙汰とも思えませんでした。
本当は、女子なら3A1回でもすごいのに、1回だと安全策と思ってしまうくらい
こっちも感覚が麻痺。
たぶん、ジャッジは回転不足を連発することで、浅田真央に3Aを回避させようと
していたんじゃないかと推測するのだけど、逆に回数を増やしてしまった。
浅田真央と逆の方向へ行ったのが安藤美姫。(というか、これが普通の反応)
すっかり安全志向になってしまって、でもそれだと結局は思ったほど点数が
出ないんですよね。
安藤はある意味、真央以上のジャンプの天才だと思うのに、残念・・・
4回転サルコーはともかく、3回転3回転は入れて欲しいなあと。
安藤がシークエンスなんて、なんだか悲しい。

とまあ、高橋も真央も頑なに高難度ジャンプに挑み続けるという点にも
驚き、感動するわけです。

しかも、2人とも表現力もあると思う。
ジャンプも飛べて、表現力もある選手は少ないです。
高橋は一般的にも表現力が高いと言われているし、実際、何がどうしてなのか
よくわからないけど、他とは違う、ただ滑っているだけでも雰囲気がある。

一方、真央はあたかも表現力がないかのごときのマスコミ報道がされますけど、
実際には身体を使った表現力は素晴らしく、普通に滑っているだけで
全身から気品のようなものが漂って、見ている者に何かが伝わってきます。
本来、スケートの表現力とは身体を使ったもので、顔の表情とかは付随的な
ものだと思うんですよね。
実際、同じ仮面舞踏会を去年のフリーと今年のSPを、違ったテーマで演じ分ける
というのはなかなかの高等技だし、今年の仮面舞踏会と鐘も全然違いますから。

■相変わらずジャッジがおかしい
しかし、素晴らしい演技に水を差す、相変わらずおかしなジャッジです。
特に、キムヨナのフリーの点数には???

まだ見てない方もいると思うので説明すると、キムヨナはSPに続き、フリーも
失敗が続きました。
具体的には、後半の3Sで転倒し、最後の2Aがすっぽ抜けた。
しかし、見た目3Aを2回決め、ノーミスの真央よりも高い点数
キムヨナが130.49、真央が129.50。
観客も明らかにおかしいという反応でした。
本来、女子で130点というのは、相当素晴らしいノーミスに近い演技でないと
出なかった点数なんですけどね。

やはり、加点が異常です。成功した5つのジャンプに9点の加点。
真央は6個に4点、参考までに高橋は7個に4.8点、男子銀のチャンは6個に5.8点、
銅のジュベールは7個に2.6点。
相変わらず突出してます。
私見では、キムヨナのフリーは120点でもやや高いぐらいの演技、他の選手が同じ演技
をしたら、110点ぐらいじゃないかなと思うんですけどね。
というわけで、キムヨナはSP7位から2位に浮上しました。

そして、真央の3Aへの厳しい判定。SPの3Aとフリーの3A1つが回転不足判定でした。
本来、90度以上足りない場合に回転不足判定になるはずで、今回の3Aも
認定レベルだと思うんですけど。
なんか、男子より厳しい気がするんですよね。
回転不足の判定は、ジャッジの中でもテクニカルスペシャリストという係りが行います。
その判定にテクニカルコントローラーが訂正を申し入れることはできますが、基本、
テクニカルスペシャリストの判断が通るようです。
(点数がなかなかでないときは、合議している可能性が高いのだと思う)

で、今回のテクニカルスペシャリストは天野真という日本人です。
この人は2年前の全日本選手権でも真央の全ての3Aを回転不足認定しました。
ナショナル大会は、どこの国も点数を高めに出すのがデフォルトなのに。
また、普通、自国のジャッジは自国の選手を有利に判定することが多いのに、
真逆です。
例えば、韓国のジャッジはこの間のオリンピックで「キムヨナが不利にならないように
頑張る」というような発言をしていて、公平であるべきジャッジがそんなことを公言する
なんて良識を疑いますが、まだ気持ちは分かる。
(この韓国のジャッジは、真央の認定された3Aにただ1人マイナス2をつけました)

しかし、自国の選手を特に不利にしようというジャッジなんて、他にいるのかな?
この天野真という人は、男子シングル、ペアの選手だった人で、男子では
世界選手権28位(つまり予選落ち?)、ペアでは長野オリンピックで最下位でした。
前回の記事にも書きましたが、まさに世界に通用しなかった選手が、天才に
嫉妬して、意地でも認定するものかとしているように思えてなりません。

もし、3Aが普通に認定されていたら、単純計算で、SPは73点以上(実際は68点)、
フリーは135点以上(実際は129点)、合計208点以上(197点)になります。
ただね、段々こっちも免疫が出てきて、ジャッジの名前とかを見て、たぶん点数は
出ないだろうなと予め予想するようになってきました。
だからこそ、単なる勝敗とか点数ではなくて、よい演技を見たい。
たぶん真央自身も私が書いたようなことはわかっていて、最近は自分自身の満足の
いく演技をすることを最重点にしているような気がします。
確かに、点数は忘れても素晴らしい演技は忘れないですから。

でもね、本当はもっとジャッジがまともになって、普通に楽しみたいんですけどね。
オリンピックも終わったし、来シーズンこそはまともにならないかな。
まあ、普通にすると女子は日本人ばっかりがメダリストになって、盛り上がらない
のかな。今回も安藤は本当なら、メダルは間違いなかったはず。
とにかく、今の日本人選手は黄金期です。
今回も、唯一男女共に3枠を確保しました。
(男子はアメリカ、カナダも3枠、女子は日本のみ)
来年の世界選手権は東京ですから、またいい演技を見せて欲しいなと思います。

さて、次回からはパタヤ旅行記に戻ります。

それでは、また

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February 27, 201001:37浅田真央ちゃん、ありがとう
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サワッディ カー

浅田真央ちゃん、オリンピックでトリプルアクセル3回決めましたね。
これは、本当にすごいこと  もっともっと賞賛されてもいいと思います。

さて、今回は特別にフィギュアスケートのことを書きます。
このブログは、タイの情報ブログなので、そこから大きく逸脱した内容は書かない
ようにしてます。
でも、オリンピックは4年に1度なので、特例ということで。
ちょっと長いですけど、宜しかったらお付き合いくださいね。

以前も少し触れたけど、私、フィギュアスケートの軽度のオタクです。
チケットを取るのが面倒で生観戦まではしないので、重度ではない。
でも、ファンというよりは、ややオタク。
だから、先週、今週は大忙し。
TV観戦に、ニュースをハシゴして、プロトコル(採点表)を分析したり。
基本的には、男子と女子がメインで、ペアとアイスダンスはあんまり詳しくないです。

感動も沢山したけど、納得のできないことも多くて、モヤモヤしてます。
こんなにスッキリしないオリンピックは初めて。
皆さんはどうだったでしょう?

■伊藤みどりとの出会い
さて、私がフィギュアファンになったきっかけは、カルガリー伊藤みどりさんです。
TVで下位選手から観戦していて、伊藤みどりが出てきて、あのジャンプに
やられてしまった。単純にすご〜い という驚き。
とにかく、他の選手とは全くレベルが違っていた。
そして、アルベールビルの、演技の終盤になって決めたトリプルアクセル(3A)
映像は、今でも見るとウルっときます。
私のフィギュアの原点は、伊藤みどりなんですね。

ところで、カルガリーでは、もう1人、銅メダリストペトレンコにも釘付け。
「何? あのソ連の王子様みたいな人は。」と友達と盛り上がってました。
彼は、後にアルベールビルで金メダリストになりますが、見た目的にはカルガリー
時代が最強でした。
今回のバンクーバーでは、アメリカのジョニー・ウィアーの横にコーチとして座っている
のを見て、なかなか感慨深かった。
ちなみにカルガリーの銀メダリストが、現在キムヨナのコーチオーサーなんですが、
全く記憶にない。ごめんなさい。
当時は、今よりもミーハー気分で観戦してたんですね。

■浅田真央の登場
しかし、伊藤みどりの引退後、フィギュア熱は少し冷めてしまいます。
競技としては好きなので、テレビでやっていると見るんだけど、伊藤みどり以上に
感動できる選手がいない。
特に、私はミシェル・クワンの演技はあまり好みではなく、そんなにいいかなと
思ってました。
当時、男子では4回転が必須になり始めたように、女子でも3Aを決めるのが
普通になる時代がくるかと思っていたら、全然そうはならなかった。
伊藤みどりがいなくなって初めて、如何に彼女が規格外だったかということが
わかりました。

そして、長い時が経ち、現れたのが浅田真央です。
こんな選手が再び日本から現れるなんて。
3Aを飛ぶだけでなく、柔軟性もあって、スタイルもいい。
しかも、この4年間でジャンプ以外の要素や表現力なども格段に進化した。
ジャンプの総合力だけは伊藤みどりの方が上だと思うけど、基本的はもう超えたん
じゃないかと思ってます。
さらに、見かけによらず真のアスリート志向
それまで、フィギュアスケートには全く興味のなかった夫も、私以上に真央ちゃん
ファンになり、以後、スケートは旅行と並んで共通の趣味になりました。

■スポーツとしてのフィギュアスケート
伊藤みどりから始まった私は、当然のようにフィギュアスケートはスポーツであるべきだ
と考えてます。
「当たり前でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、このバンクーバーオリンピックは
残念ながらスポーツとしてのフィギュアスケートの危機が露呈した大会だったと
思います。

どうして、4回転を2回飛び、大きなミスをしていないプルシェンコが、4回転を
飛ばないライサチェックに負けたのか?
何故、女子でオリンピック史上初、3Aをショートプログラム(SP)で決め、
さらにフリーでも3Aを2回決めた浅田真央キムヨナ大差で負けたのか?

難しい技にチャレンジしなくても、ジャッジさえ評価すれば金メダルが取れるのならば、
スポーツとしての進化は止まってしまう。
試合後、プルシェンコはそういった趣旨のことを主張してますが、同感です。

確かに、フィギュアは芸術的要素もある。
しかし、軸足はスポーツに置いて欲しい。
芸術要素を思いっきり楽しみたいなら、エキシビションでいいじゃない?
難易度を下げて、力を抜いて滑れば、完璧な演技をするのは比較的容易。
限界に挑戦して、そしてそれを成功させるからこそ、観客は大きな感動をするの
だと思うのです。

■キムヨナの採点は異常
キムヨナは決して好きな選手ではありませんが、このオリンピックの大舞台で、
初めて、SP・フリー共にノーミスの演技をしたこと自体は素晴らしいと思います。
重圧は半端なかったでしょうから。
(ニュースでしかスケートを見ない人には意外かもしれませんが、キムヨナはこれまで
両方ノーミスだったことはない。特にフリーはほぼ必ず大きなミスをしてました)
一方、浅田真央は、フリーでミスがありましたから、銀メダルとなったのは当然なの
かもしれません。

しかし、実は、浅田真央はキムヨナに負けたのではありません。
負けたのは、ジャッジ・採点方法になのです。
ここで、客観的な事実を1つ示したいと思います。
実は、男子金のライサチェックも、銀のプルシェンコも、今回のキムヨナに勝つことは
できませんでした。

今回の男子の点数を女子と同じ基準に計算しなおしてみます。
まず、採点のうち、演技構成点(PCS)は、女子にあわせ0.8掛けします。
また、フリーで男子は1回多くジャンプを飛ぶので、最も基礎点の低いジャンプの
点数を引きます。
その補正をした点数とSP・フリー合計での高難度ジャンプを比較してみます。

                            SP      フリー    合計      成功した高難度ジャンプ
・ライサチェック (金)  81.90   146.16   228.06    3Aを3回
・プルシェンコ(銀)     82.90   144.10   227.00    3Aを3回、4回転を2回
・盒饗臺紂米次      81.98   134.13   216.11    3Aを3回
・キムヨナ               78.50    150.06   228.56   
・浅田真央            73.78    131.72   205.50    3Aを3回

いかがでしょう? ちょっと驚きの結果です。
つまり、SP、フリー共にノーミスだったライサチェックも、4回転2回、3A3回飛んだ
プルシェンコ
もキムヨナには敵いません。
盒兇覆鵑憧闇圓任后
この表には現れていませんが、細かいことを言えば、男子の上位選手は3回転ジャンプ
を6種類全て揃えてますし、セカンドジャンプの3回転もあります。それでも勝てない。
(浅田真央、キムヨナ共に4種類。浅田はセカンドの3回転はない。)
仮に、フリーで真央が3Aだけでなく、突然4回転を飛んで、ノーミスだったとしても
今回のジャッジでは勝てなかった。4回転2回でもムリかな。
つまり、キムヨナが終了した時点で、どんなことがあってもキムヨナが勝てるような
得点をつけたということです。

どう思いますか?
こんな採点ありだと思いますか?

実は、こんな異常採点されて1番気の毒なのはキムヨナだと思います。
もう少し控えめな、例えば140点くらいにしておけば充分だったのに。
(それでも、高いと思いますが)
そこまでしないと安心できなかったということでしょうか。
我が家では、これを2008年グランプリファイナルのトラウマだと考えてます。
あの時、キムヨナが参加する初めての韓国開催の大会で、キムヨナを勝たせる気満々
だったのに、空気を読まない浅田真央が3A2回決めて優勝してしまった。
それ以来、キムヨナへの加点はますます加速した気がします。

それにしてもわからないのが、何故、キムヨナをそんなに勝たせたいのか?
あるいは、浅田真央を勝たせたくなかったのか?
韓国ジャッジはともかく、それ以外のジャッジの考えがわかりません。

■採点方法とジャッジの問題
問題は2つあると思います。
1つ目は、そもそもの採点基準の問題
プルシェンコがいうように、高難度のジャンプはもっと高い評価がされていい。
あるいは、同じ3回転でも、ファーストとセカンドでは難度が違うのだから、
点数を変えてもいいかもしれない。
ちょっとの回転不足が大幅な減点になる理不尽さなど、色々あります。

そして、それ以上に深刻なのが、実際に採点をするジャッジの問題です。
特に、ジャッジによる加点と減点(GOE)裁量が大きすぎる
例えば、フリーで、浅田真央は成功したジャンプ5つに対し3.2の加点。
一方、キムヨナは7つに対し12点の加点。
そんなに差ありますかね?
男子の時も、この加点部分が問題だなあと思いましたけど、ここまでは露骨では
なかった。
男子上位陣で成功したジャンプの加点が最も多いのは、織田信成で
ジャンプ6に対し6.6点。
この点からも、キムヨナへの加点が突出していることがわかります。

これは、私の偏見とか誤解が入っているかもしれませんが、ジャッジの嫉妬、
コンプレックスなんじゃないかと思ったり。
今回の男子の採点を契機に、過去の多くの一流選手がフィギュアスケートの
未来を案じ、ジャッジに対し異議を唱えてます。
世界の一線で戦ってきた選手は、やはりわかっていると思いました。

外国人のジャッジのことはよく知りませんが、一般にジャッジには超一流選手
いない気がします。
日本を見る限り、世界にそこそこ通用した一流選手すらいないような。
だからこそ、限界に挑戦する超一流アスリートの気持ちはわからないんじゃないかと。
「スケートを支配しているのが選手じゃなくて、ジャッジなんだ」と権力を誇示して
いるように思えてしまいます。

フィギュアスケートは採点競技で、演技の優劣に審判の主観が少なからず
入りこむのは仕方ないです。
けれども、それを少しでも少なくし、挑戦しそれを達成する選手が報われるような
採点にすることが、スケートの発展に繋がると思うのだけど。

■バンクーバーオリンピックの感想色々
なんだがネガティブなお話になったので、今回の感想を色々。

まずは、男子
リアルタイムで1番興奮したのは、小塚くんが4Tを決め、その後の3Aー3Tを成功
させた瞬間。まさか、この大舞台で成功させるとは
何気に、小塚は大舞台に強い。去年も一昨年も男子が3枠確保できた
最大の功労者は彼ですから。ソチに期待です。

ライサチェックがフリーでノーミスだった瞬間。
すごい、よく揃えてきた、頑張ったと、感動しました。
でも、この時の感想は、銀か銅はとったなというもの。
まさか、金になるとは・・・。
彼自身も、確実にメダルを取るために、今の採点基準に合わせただけだと思うので、
批判されるのはかわいそうだなと思ってます。

プルシェンコ。昔のプルシェンコと比較すると、今回はイマイチなところもあったけど、
冷静に考えるとやはりすごい。SPはもっと点が出るべきだった。
また、彼が復帰したおかげで、ジャッジの問題とかが今までよりも広く知られるように
なった。その点は、さすが王者です。

盒饗臺。男子では1番好きな選手です。たまたま日本人。
だから、リアルタイムではハラハラしすぎで、ちゃんと楽しめなかった。
その後、何回見ても、本当に飽きない。すごい、いいプロだと思う。
世界選手権では、完成版の「道」がみたい。
何はともあれ、メダル取れてよかった。
でも、彼が4回転決めて金メダルだったら、1番平和でしたね。

パトリック・チャン。そもそも、彼の点数が高すぎたことが、今回プロトコルを分析
しまくるきっかけです。私が採点すれば、彼は小塚の下、少なくともウィアーよりは下。
あ、ウィアーの演技も、キス&クライも良かったです。

続いて女子
全体的に、今回はいい演技が多かった。
3回転−3回転にチャレンジし、成功する選手も多かった。
一時は厳しいジャッジに萎縮する感が強かったけど、開き直って自分自身のために
自分のできる最高の演技をしようとしたのかなと思いました。

特に、アメリカ・日本両国籍の長洲未来の演技は良かった。
このメンバーで4位はすごい。彼女は踊れる点が魅力です。
まぎれもなく日本人でもあるのだから、もっと報道してもいいと思うのに。

ロシェット。今回は本当に心のこもった迫真の演技だった。
思わず、もらい泣きをした。でも、やや点は出過ぎかな。銅メダルは納得です。

そして、浅田真央
まさか、本当にオリンピックで3Aを3回も決めるなんて。
それを見れただけでも、とても幸せです。鐘もすごくいいプロだと思う。
本当にありがとう
まだまだのびしろはあると思うので、これからどれだけ進化できるのか、楽しみです。

さて、脱線をしましたが、次回からは、パタヤ旅行記書きます。
それから、今回の、長い文章を読んでくれた方ありがとうございます。

それでは、また