June 2012
June 16, 201222:10タイ語で「ジャー」?
サワッディ カー
3周年の記事を書いてから、すっかり更新が滞っていてすみません
一応、次の記事を半分くらいは書いてあるし、他にも書かないといけないことが沢山あるのですが、やっぱり少々忙しくなってしまいました。
というわけで、今回はタイ語関連の小ネタを紹介します。
※6月17日に追記しました。
■ジャーって?
タイ人の友達が出来て話をするようになると、なんだかわからないけどよく耳にする言葉(音)があります。
そういう時は、以前にも紹介したタイ日辞書で調べたりするんですが、載ってない時も結構ある。
口語だったり、省略されていたり。
例えば、少し前に気になっていたのが末尾の「ジャー」。
「ジャ」とも聞こることもあるけど、「ジャー」とのばすことの方が多いかな。
辞書を引いても、未来形の「ジャ」はあるけど、どうもそれとは違うみたい。
そこで、タイ人の友達に質問しました。
すると、「ジャー」というのは、「カ」(女性の場合)とか「カップ(クラップ)」(男性の場合)にかなり近い用法だけど、微妙に用法が違うらしい。
「カ」「カップ」は、日本語でいうと、「はい」とか、「です」みたいな使い方で、一応丁寧語です。
お客様とかに対しては、基本的には「カ」「カップ」の方が無難。
しかし、お客様でも親しい間柄だったり、同僚だったり、友人、逆にこっちがお客の場合、「ジャー」を上手に使うとすごく好感度アップになるそうです。
そう言われても、私は全然上手に使えません。
■用法例
そこで、その友人から聞いた用法を少し紹介します。
ちなみに友人は、ちゃんとした会社で働いているOLさんです。
例えば、警備員(守衛)さん。
一般に知られているタイ語は「ヤーム」で、辞書にもそう書いてあります。
しかし、「ヤーム」というのは若干、蔑称というか、あんまりいい言い方ではないらしい。(これはタイ語の先生も言ってました)
「ヤーム」と呼びかけると、内心カチンと来たり、いい気がしないそうです。
だから、警備員さんを呼ぶ際には、「ローポーポー」という方が良いそうです。
さらに、「ローポーポー ジャー」と呼びかけると、「はいはい、何でしょう? お手伝いしますよ」とついつい思ってしまうぐらい、すごく感じのいい呼び方になるんだとか。
多分、運転手さんとか、会社のタイ人の部下とか、ホテルの従業員とか、マッサージの人とか、色んな人相手にも使えるはず。
そして、その友人が、別の時に、「この前、すごくジャーを言う日本人のお客さん(男性)がいたよ。すごくナーラック(可愛い)だった」と。
例えば、何かしてさいという時に「コー ○○ ジャー」、こっちが何か答えると、それに対しても「ジャー」と返す。
「すごく、ラブリーだったんだから」と興奮気味に話していて、もう心を鷲掴みって感じ。
誰だか知らないけど(多分、駐在の方)、「やるなあ」と思いました。
ジャーを上手に使うと、感じもいいし、タイ語が上手だなとも思ってもらえるそうです。
うーん・・・。なんとなく、分かってきたような気もするけど、まだ上手に使える気はしません。
でも、タイ人からの好感度アップのためにも、私も使ってみようかなと思うこの頃です。
■追記
この記事を書いたら、コメントを頂きました。
以下はその抜粋です。
「彼女がタイ人で俺の名前を呼ぶときに語尾にジャーって付けてしゃべっていたから、俺も彼女の名前を呼ぶとき語尾にジャーって付けたら、男はジャーって使わない、あなたはオカマちゃんじゃないのだからジャーを使うな、恥ずかしいから絶対に人前で使わないでって言われました。」
あれ、男の人は使わないの?
でも、実はこれ以来、気を付けて聞いてて、男の人がジャーを使うのを何度か聞いたことがあるのです。
何れも、ちゃんとした企業の管理職以上のタイ人男性。(知り合いもいるし、たまたま聞いた場合もある)
気になるので、ジャーの話をしてくれたタイ人友人と、もう一人別の友人(こちらもOLさん)にも聞いてみました。結論としては、どちらも「男性も使う、でもマイボイ(しばしばではない)」という回答。
基本的には女性がよく使う表現なんだそうです。
ただ、上手に使えば男性でも好感度は高いしOK。丁寧語(スパープ)の一種のこと。
さらに注意点としては、男性は女性に対して「ジャー」を使うのはいいけれど(それは感じいい)、男性が男性に使うのはおかしい。
男性が男性に使うとオカマちゃんになってしまう。
だから、男性が「ローポーポー ジャー」はダメ。でも、「メーバーン(お手伝いさん) ジャー」はOKとのこと。
確かに、私が聞いたうちで覚えている2回は、部下や同僚の女性に対して言ってました。(それ以外はそこまで覚えてない)
また、これは男性女性に限らず、親しくない間柄の場合(お客様など)、相手がジャーを好んでいないようだったら使わない方がいいとのことです。
ここからは私の私見ですが、ちょっと媚びるようなニュアンスが入っているのかなあって感じました。
まあ、タイ語の話題は難しいですよね。
地域とか、タイは日本以上に階級社会だから、人によっても言うことは結構違う気がします。
私には全くわからないけど、タイ人は外国人のタイ語を聞くとその人の付き合いをしている相手(クラス)がわかるとも言うし。
なので、タイ語の話題の時にはできるだけ誰が言っていたかも加えるようにしてます。
もし、別の人が別のことを言っていたら、また追記しますね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という感じで、とっても簡単ですが、更新が厳しい時はこんなような記事も書いていくつもりです。
次のちゃんとした記事は、明後日には更新できる、と思います。
それでは、また
3周年の記事を書いてから、すっかり更新が滞っていてすみません
一応、次の記事を半分くらいは書いてあるし、他にも書かないといけないことが沢山あるのですが、やっぱり少々忙しくなってしまいました。
というわけで、今回はタイ語関連の小ネタを紹介します。
※6月17日に追記しました。
■ジャーって?
タイ人の友達が出来て話をするようになると、なんだかわからないけどよく耳にする言葉(音)があります。
そういう時は、以前にも紹介したタイ日辞書で調べたりするんですが、載ってない時も結構ある。
口語だったり、省略されていたり。
例えば、少し前に気になっていたのが末尾の「ジャー」。
「ジャ」とも聞こることもあるけど、「ジャー」とのばすことの方が多いかな。
辞書を引いても、未来形の「ジャ」はあるけど、どうもそれとは違うみたい。
そこで、タイ人の友達に質問しました。
すると、「ジャー」というのは、「カ」(女性の場合)とか「カップ(クラップ)」(男性の場合)にかなり近い用法だけど、微妙に用法が違うらしい。
「カ」「カップ」は、日本語でいうと、「はい」とか、「です」みたいな使い方で、一応丁寧語です。
お客様とかに対しては、基本的には「カ」「カップ」の方が無難。
しかし、お客様でも親しい間柄だったり、同僚だったり、友人、逆にこっちがお客の場合、「ジャー」を上手に使うとすごく好感度アップになるそうです。
そう言われても、私は全然上手に使えません。
■用法例
そこで、その友人から聞いた用法を少し紹介します。
ちなみに友人は、ちゃんとした会社で働いているOLさんです。
例えば、警備員(守衛)さん。
一般に知られているタイ語は「ヤーム」で、辞書にもそう書いてあります。
しかし、「ヤーム」というのは若干、蔑称というか、あんまりいい言い方ではないらしい。(これはタイ語の先生も言ってました)
「ヤーム」と呼びかけると、内心カチンと来たり、いい気がしないそうです。
だから、警備員さんを呼ぶ際には、「ローポーポー」という方が良いそうです。
さらに、「ローポーポー ジャー」と呼びかけると、「はいはい、何でしょう? お手伝いしますよ」とついつい思ってしまうぐらい、すごく感じのいい呼び方になるんだとか。
多分、運転手さんとか、会社のタイ人の部下とか、ホテルの従業員とか、マッサージの人とか、色んな人相手にも使えるはず。
そして、その友人が、別の時に、「この前、すごくジャーを言う日本人のお客さん(男性)がいたよ。すごくナーラック(可愛い)だった」と。
例えば、何かしてさいという時に「コー ○○ ジャー」、こっちが何か答えると、それに対しても「ジャー」と返す。
「すごく、ラブリーだったんだから」と興奮気味に話していて、もう心を鷲掴みって感じ。
誰だか知らないけど(多分、駐在の方)、「やるなあ」と思いました。
ジャーを上手に使うと、感じもいいし、タイ語が上手だなとも思ってもらえるそうです。
うーん・・・。なんとなく、分かってきたような気もするけど、まだ上手に使える気はしません。
でも、タイ人からの好感度アップのためにも、私も使ってみようかなと思うこの頃です。
■追記
この記事を書いたら、コメントを頂きました。
以下はその抜粋です。
「彼女がタイ人で俺の名前を呼ぶときに語尾にジャーって付けてしゃべっていたから、俺も彼女の名前を呼ぶとき語尾にジャーって付けたら、男はジャーって使わない、あなたはオカマちゃんじゃないのだからジャーを使うな、恥ずかしいから絶対に人前で使わないでって言われました。」
あれ、男の人は使わないの?
でも、実はこれ以来、気を付けて聞いてて、男の人がジャーを使うのを何度か聞いたことがあるのです。
何れも、ちゃんとした企業の管理職以上のタイ人男性。(知り合いもいるし、たまたま聞いた場合もある)
気になるので、ジャーの話をしてくれたタイ人友人と、もう一人別の友人(こちらもOLさん)にも聞いてみました。結論としては、どちらも「男性も使う、でもマイボイ(しばしばではない)」という回答。
基本的には女性がよく使う表現なんだそうです。
ただ、上手に使えば男性でも好感度は高いしOK。丁寧語(スパープ)の一種のこと。
さらに注意点としては、男性は女性に対して「ジャー」を使うのはいいけれど(それは感じいい)、男性が男性に使うのはおかしい。
男性が男性に使うとオカマちゃんになってしまう。
だから、男性が「ローポーポー ジャー」はダメ。でも、「メーバーン(お手伝いさん) ジャー」はOKとのこと。
確かに、私が聞いたうちで覚えている2回は、部下や同僚の女性に対して言ってました。(それ以外はそこまで覚えてない)
また、これは男性女性に限らず、親しくない間柄の場合(お客様など)、相手がジャーを好んでいないようだったら使わない方がいいとのことです。
ここからは私の私見ですが、ちょっと媚びるようなニュアンスが入っているのかなあって感じました。
まあ、タイ語の話題は難しいですよね。
地域とか、タイは日本以上に階級社会だから、人によっても言うことは結構違う気がします。
私には全くわからないけど、タイ人は外国人のタイ語を聞くとその人の付き合いをしている相手(クラス)がわかるとも言うし。
なので、タイ語の話題の時にはできるだけ誰が言っていたかも加えるようにしてます。
もし、別の人が別のことを言っていたら、また追記しますね。
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という感じで、とっても簡単ですが、更新が厳しい時はこんなような記事も書いていくつもりです。
次のちゃんとした記事は、明後日には更新できる、と思います。
それでは、また