June 15, 201009:44台湾の美容院に行く (2009年台湾旅行 その15)
サワッディ カー
2009年秋の台湾旅行、最終日の夜、軽く食事をした後、美容院に行ってきました。
海外で美容院に行くのは初めて。なかなか面白い体験でしたよ。
■美容院に行こうかな
行きの飛行機でガイドブックを見ていたときのこと。
変身写真館とともに、台湾式シャンプーというのが紹介されてました。
そういえば、以前、台湾紹介の番組でみたことがあるような。
台湾式シャンプーというのは、椅子に座ったまま、いきなりシャンプー剤をつけて、
マッサージをしながら行うシャンプーです。
すごい泡泡なのに器用だなあと感心する。
詳しく知りたい方は、台北ナビのこちらの記事などをどうぞ。
この台湾式シャンプーだけをして帰るお客さんも多いみたい。
そこで思いついたのが台湾で美容院に行くこと。
ちょうど美容院に行きたいなあと思っていた頃で、興味もあったから。
値段を聞いて、安かったら行ってみようかなと。
台北でもなかなか魅力的なお店はあったんだけど、1泊だけなので時間もなく、
台南での最後の夜がラストチャンス
街歩きをして目星をつけていた店で、まずは値段を聞いてみることに。
見た目では外国人ってわかりませんから、普通に接客してくる店員さんに、メモ帳を
取り出し筆談開始。以下はその時のやり取りのまま。
「髪切&髪洗」 「値段?」なんか反応悪いので「何元?」
すると、髪切→350元(約1000円)、髪洗→150元(約450円)という答え。
すごい安い
結構、おしゃれな雰囲気の美容院なんですよ。
対応してくれた美容師さんは2名ともカラーコンタクトしてて、ファッションもおしゃれ。
これはいいかもと思いまして、続けて
「閉店 何時?」と聞くと、「9点半」、9時半ということらしい。
この時はまだ7時前だったので、英語で、「後で来ます」と行ってホテルに戻りました。
ホテルに戻ったのは、日本語ペラペラの首相大飯店のスタッフのお姉さんに、やりたい
ことを書いてもらおうと思ったから。
「3〜5cmくらい切って、サイドとか毛先は軽くしてもらいたい」というと、
「我要剪短3〜5公分、請用朾薄的方式剪」と書いてくれました。
(ちょっと読みにくい字もあるので、少し違うかも)
さらに、こんなに安いならカラーもしちゃおうかなと思ってきたので、それも追加。
「染髪、深褐色」
とまあ、こんな感じです。なんとなく筆談でもいけそうでしょう?
でも、書いてもらったおかげで安心でしたよ。
■思わぬ値段交渉?
↑行ったのは、曼都髪型(mentor)というお店。
台南駅から成功路に入って、50mくらいの左側。駅から徒歩2〜3分。
前回紹介した餃子屋さんのすぐ近くです。
日本にもありそうな、今どきの美容院。スタッフもたくさんいます。
なかなかカワイイ子や美人さんが多い。
入るとかなり若いスタッフがニコニコして案内してくれます。
「英語話せる?」 と聞くと、満面の笑みで「YES」。
しかし、実際にちょっと英語で話し始めると、なんか向こうに行ってしまいました。
まあ、私の英語も相当イマイチなんですが、やっぱり日本人と違って外国人は
YESのハードルが低い。日本人はかなり自信ないと「a little」でしょ。
続いて最初に対応してくれたカラコンの美容師さんがやってきます。
この人、なんか迫力あるんですよね。
例の筆談の紙を見せながら、「髪染 何元?」と一応質問。
すると、「1800元(約5000円)」という答え。全部あわせると2300元。
あれれ? カラーだけなんか高くない?
カット&シャンプーあわせて500元なのに。
実は、台湾では私のお財布にはいつも小銭しか入れておらず、今回美容院代として
これだけあれば足りるだろうと1700元しか入れてこなかったのです・・・。
だから、値段を聞いた瞬間に却下。
これで話は終わったと思っていたら、責任者らしき30代後半くらいに見える女性が
やってきて、「洗+剪+染」をやるとセット料金になって1900元だからやらないかと。
セット料金あるなら最初から教えてよと思いましたけど、それでもお金が足りない。
なんだかすごく勧められるので、ちょっと恥ずかしかったけど、
「1700元しかないのよ。首相大飯店に宿泊していて、ホテルに戻れば現金あるけど」
というようなことを筆談と英語で主張して、お財布の中味を見せました。
かなり笑われましたけど、「じゃあ、1700元(約4800円)でいいわよ」ということに。
なんか、ラッキーだった?
しかし、美容院で値切ったみたいで日本人としての品格に傷をつけたかも?
少々微妙な気持ちになりましたが、結果オーライかな。
ちなみに、カット&カラーで4800円というのは、日本よりかなり安いです。
私が行っている地元の美容院でも1万円前後。
■肝心の技術は?
というわけで、実際に施術の開始です。
カラコンのお姉さんに、書いてもらった要望を見せると
「まかせなさい」と自信たっぷり。
実際、カットの手際はかなり良かったです。
その後、日本でいつも美容師さんに見てもらったけど、上手に切れているとのこと。
よく外国でカットしてもらうと、髪を軽くする技術がなかったりすると聞きますが、
台湾人は日本人と似ているからか、日本とそんなに変わらない気がしました。
これで、350元はかなりお得。
一方、カラーですが、色見本を持ってきてくれたんだけど、できる色がすごく限られて
いて、最初は4色くらい候補があったはずなのに、結局、これにしろという話になって
しまい、選択の余地なし。
まあ、安くしてもらった弱みもあったので、それでOKしました。
ちょっと赤味が強いけど、悪い色ではなかったしね。
カラーをしたせいか、シャンプーは普通のシャンプー台でしたね。
でも、隣では台湾式シャンプーだけをして帰っていくお客さんもいた。
ところで、日本同様、雑誌を持ってきてくれるのですが、ちゃんと日本の雑誌で、
「with」でした。
台北ならともかく、台南だったのでちょっと驚き。
読んでいると玉木宏が載っていたので、「彼知ってる?」と英語でアシスタントの子に
聞いたところ、無言で別の最新号の「with」を持ってきてくれました・・・。
肝心の仕上がりはまずまずで、満足。
担当のカラコンお姉さんも、「どう、いいでしょ?」という態度。
この辺りは日本とは違うなあ。この人の性格かもしれないけど。
でも、日本でも満足できないこともあるわけだから、なかなかいいんじゃないかな。
首相大飯店のお姉さんにも、いい感じだと(お世辞かも)言われましたし。
しかし、その後、若干の問題点が。
通常、日本でカラーをした場合、一度洗えば、その後洗うときに色が出ることは
ほとんどないんですが、10日くらい色が出てました。
服に色がつくことはなかったので、そう大きな問題ではありませんが。
これは、カラー剤の問題なんでしょうね。
というわけで、台湾でカット&シャンプーは結構お勧めです。
台北は台南よりも少し割高のような気がします。
タイはどうでしょうね? カットですら試す勇気はありません、今のところ。
ましてや、カラーは超こわい。
なお、私が美容院に行っている間、夫はお買い物をしてました。
それから、上の美容院の写真も撮ってくれた。
カラコンのお姉さんと目があって怖かったらしい。
さて、次回は、ようやく台湾の最終回です。
それでは、また
2009年秋の台湾旅行、最終日の夜、軽く食事をした後、美容院に行ってきました。
海外で美容院に行くのは初めて。なかなか面白い体験でしたよ。
■美容院に行こうかな
行きの飛行機でガイドブックを見ていたときのこと。
変身写真館とともに、台湾式シャンプーというのが紹介されてました。
そういえば、以前、台湾紹介の番組でみたことがあるような。
台湾式シャンプーというのは、椅子に座ったまま、いきなりシャンプー剤をつけて、
マッサージをしながら行うシャンプーです。
すごい泡泡なのに器用だなあと感心する。
詳しく知りたい方は、台北ナビのこちらの記事などをどうぞ。
この台湾式シャンプーだけをして帰るお客さんも多いみたい。
そこで思いついたのが台湾で美容院に行くこと。
ちょうど美容院に行きたいなあと思っていた頃で、興味もあったから。
値段を聞いて、安かったら行ってみようかなと。
台北でもなかなか魅力的なお店はあったんだけど、1泊だけなので時間もなく、
台南での最後の夜がラストチャンス
街歩きをして目星をつけていた店で、まずは値段を聞いてみることに。
見た目では外国人ってわかりませんから、普通に接客してくる店員さんに、メモ帳を
取り出し筆談開始。以下はその時のやり取りのまま。
「髪切&髪洗」 「値段?」なんか反応悪いので「何元?」
すると、髪切→350元(約1000円)、髪洗→150元(約450円)という答え。
すごい安い
結構、おしゃれな雰囲気の美容院なんですよ。
対応してくれた美容師さんは2名ともカラーコンタクトしてて、ファッションもおしゃれ。
これはいいかもと思いまして、続けて
「閉店 何時?」と聞くと、「9点半」、9時半ということらしい。
この時はまだ7時前だったので、英語で、「後で来ます」と行ってホテルに戻りました。
ホテルに戻ったのは、日本語ペラペラの首相大飯店のスタッフのお姉さんに、やりたい
ことを書いてもらおうと思ったから。
「3〜5cmくらい切って、サイドとか毛先は軽くしてもらいたい」というと、
「我要剪短3〜5公分、請用朾薄的方式剪」と書いてくれました。
(ちょっと読みにくい字もあるので、少し違うかも)
さらに、こんなに安いならカラーもしちゃおうかなと思ってきたので、それも追加。
「染髪、深褐色」
とまあ、こんな感じです。なんとなく筆談でもいけそうでしょう?
でも、書いてもらったおかげで安心でしたよ。
■思わぬ値段交渉?
↑行ったのは、曼都髪型(mentor)というお店。
台南駅から成功路に入って、50mくらいの左側。駅から徒歩2〜3分。
前回紹介した餃子屋さんのすぐ近くです。
日本にもありそうな、今どきの美容院。スタッフもたくさんいます。
なかなかカワイイ子や美人さんが多い。
入るとかなり若いスタッフがニコニコして案内してくれます。
「英語話せる?」 と聞くと、満面の笑みで「YES」。
しかし、実際にちょっと英語で話し始めると、なんか向こうに行ってしまいました。
まあ、私の英語も相当イマイチなんですが、やっぱり日本人と違って外国人は
YESのハードルが低い。日本人はかなり自信ないと「a little」でしょ。
続いて最初に対応してくれたカラコンの美容師さんがやってきます。
この人、なんか迫力あるんですよね。
例の筆談の紙を見せながら、「髪染 何元?」と一応質問。
すると、「1800元(約5000円)」という答え。全部あわせると2300元。
あれれ? カラーだけなんか高くない?
カット&シャンプーあわせて500元なのに。
実は、台湾では私のお財布にはいつも小銭しか入れておらず、今回美容院代として
これだけあれば足りるだろうと1700元しか入れてこなかったのです・・・。
だから、値段を聞いた瞬間に却下。
これで話は終わったと思っていたら、責任者らしき30代後半くらいに見える女性が
やってきて、「洗+剪+染」をやるとセット料金になって1900元だからやらないかと。
セット料金あるなら最初から教えてよと思いましたけど、それでもお金が足りない。
なんだかすごく勧められるので、ちょっと恥ずかしかったけど、
「1700元しかないのよ。首相大飯店に宿泊していて、ホテルに戻れば現金あるけど」
というようなことを筆談と英語で主張して、お財布の中味を見せました。
かなり笑われましたけど、「じゃあ、1700元(約4800円)でいいわよ」ということに。
なんか、ラッキーだった?
しかし、美容院で値切ったみたいで日本人としての品格に傷をつけたかも?
少々微妙な気持ちになりましたが、結果オーライかな。
ちなみに、カット&カラーで4800円というのは、日本よりかなり安いです。
私が行っている地元の美容院でも1万円前後。
■肝心の技術は?
というわけで、実際に施術の開始です。
カラコンのお姉さんに、書いてもらった要望を見せると
「まかせなさい」と自信たっぷり。
実際、カットの手際はかなり良かったです。
その後、日本でいつも美容師さんに見てもらったけど、上手に切れているとのこと。
よく外国でカットしてもらうと、髪を軽くする技術がなかったりすると聞きますが、
台湾人は日本人と似ているからか、日本とそんなに変わらない気がしました。
これで、350元はかなりお得。
一方、カラーですが、色見本を持ってきてくれたんだけど、できる色がすごく限られて
いて、最初は4色くらい候補があったはずなのに、結局、これにしろという話になって
しまい、選択の余地なし。
まあ、安くしてもらった弱みもあったので、それでOKしました。
ちょっと赤味が強いけど、悪い色ではなかったしね。
カラーをしたせいか、シャンプーは普通のシャンプー台でしたね。
でも、隣では台湾式シャンプーだけをして帰っていくお客さんもいた。
ところで、日本同様、雑誌を持ってきてくれるのですが、ちゃんと日本の雑誌で、
「with」でした。
台北ならともかく、台南だったのでちょっと驚き。
読んでいると玉木宏が載っていたので、「彼知ってる?」と英語でアシスタントの子に
聞いたところ、無言で別の最新号の「with」を持ってきてくれました・・・。
肝心の仕上がりはまずまずで、満足。
担当のカラコンお姉さんも、「どう、いいでしょ?」という態度。
この辺りは日本とは違うなあ。この人の性格かもしれないけど。
でも、日本でも満足できないこともあるわけだから、なかなかいいんじゃないかな。
首相大飯店のお姉さんにも、いい感じだと(お世辞かも)言われましたし。
しかし、その後、若干の問題点が。
通常、日本でカラーをした場合、一度洗えば、その後洗うときに色が出ることは
ほとんどないんですが、10日くらい色が出てました。
服に色がつくことはなかったので、そう大きな問題ではありませんが。
これは、カラー剤の問題なんでしょうね。
というわけで、台湾でカット&シャンプーは結構お勧めです。
台北は台南よりも少し割高のような気がします。
タイはどうでしょうね? カットですら試す勇気はありません、今のところ。
ましてや、カラーは超こわい。
なお、私が美容院に行っている間、夫はお買い物をしてました。
それから、上の美容院の写真も撮ってくれた。
カラコンのお姉さんと目があって怖かったらしい。
さて、次回は、ようやく台湾の最終回です。
それでは、また