サワッディ カー
ずっと放置状態だった2010年8月台湾旅行記、今回は旅の後半に行った北投温泉を紹介します。
以前から行きたい行きたいと思っていたけど、ついつい後回し。
思った以上に近くて、もっと早くに来れば良かったなあ。
手軽さの割には本格的で、これまで私が入った温泉の中で、ここが1番濃かったです。
実は、台湾は温泉天国で100くらいの温泉地があるそうです。
その中でも、この北投温泉は台北から行きやすく、しかも公衆浴場もある点が魅力。
私は1泊で行きましたが、半日でで温泉につかってくることも充分可能です。
今回紹介するのは以下の内容。
◆北投温泉への行き方
◆足湯&地熱谷
◆龍泉温泉
◆北投温泉親水公園露天浴地
◆その他の観光施設
それでは、続きはこちらからどうぞ。
↓ ↓ ↓
■北投温泉への行き方
まずは、恒例の北投温泉への行き方です。
台北からは約40分、運賃も約100円くらいとお手軽&お手頃です。
ちなみに、北投はベイトウと発音します。
↑MRT淡水線で北投まで乗ります。
↑ちょっと見にくいですが、北投で支線に乗り換えて、新北投まで行きます。
(写真は全てクリックすると別ウィンドウで拡大します)
ホテルに泊まる場合、新北投駅または北投駅まで無料送迎してもらえることもありますよ。
↑新北投支線はこんな温泉列車もあり。
↑新北投駅の外観です。
ここから今回紹介する施設は全て歩いて10分以内。
駅(の外)にも地図があるので、現地で確認してみてくださいね。
■足湯&地熱谷
ホテルにチェックインした後、まずは北投温泉の源泉である地熱谷を向かうことにしました。
新北投駅を降りて信号を渡ると、北投温泉親水公園があります。
その脇を歩いていきくと、後述する温泉博物館や公衆露天風呂なんかもあります。
↑ふと見下ろすと川があって、湯気が出てます。
地元の人が足をつけていて楽しそう。
私達も下に降りて、足をつけてみると・・・
かなり熱い 立派な足湯です。
ずっとつけているのはなかなかキツイくらい。
これは、地熱谷も期待がもてそう。
↑こんな感じの案内を目印にしてください。
私達は最初、間違った道に行ってしまいました。
↑突き当りに地熱谷、発見
すごい濛々ととした湯気と、大きな温泉の湖。
これはすごい迫力です。
ガイドブックによりますと、この温泉の泉質は青温泉(弱酸性硫鉱泉)と呼ばれるラジウム泉だそうです。
発見したのはドイツ人、その後、戦前に日本人が開発したそうです。
だからか、北投温泉はなんとなく昔ながらの日本の温泉地の雰囲気もあり。
そして、ここ最近、台湾でも温泉ブームになって、オシャレな宿も色々出来ているところです。
和倉温泉の加賀屋のホテル(加賀谷 日勝生)も建設中でした。
昨年2010年12月にオープンしたみたい。
同郷としては、頑張ってほしいですね。
地熱谷で喜んで写真を撮っていると、何故かおばさんが大きな声で叫んでます。
もしかして撮影禁止? って思ったら、ただ単に地熱谷の門を閉める時間だったんですね。
確か、午後5時だったと思います。
■龍泉温泉
↑地熱谷から最も近いところにある浴場がこの龍泉温泉です。
上にある地熱谷という案内看板の写真の隅にも写ってます。
ホテルにも温泉が出るかなり広めの内風呂があるのですが、ホテルの泉質はもっとマイルドな白温泉(弱酸性単純泉)。
青温泉だと、ホテルの施設の劣化が激しくて無理らしい。
地熱谷を見た直後だから、どうしてもこの青温泉を試してみたくなり入ることにしました。
↑受付&料金表。
小さな家族風呂が2人で40分200元(約600円)。
何故か、1人の値段がない。
どこかに書いてあったのですが、1人で入ると危険(倒れたりしてもわからない)だから、2人以上でないとダメみたい。
↑施設はかなり鄙びてます。
廊下にはドアがたくさん。小さな家族風呂のようです。
↑お風呂です。着替えもこの中でします。
蛇口を捻ると、相当熱い温泉が勢いよく出てきます。
泉質はph2、70℃だって。こんな強い温泉入ったことない。
お湯の調節は施設の人がしてくれたので、お湯が溜まるまで待ちます。
なお、洗い場の蛇口を捻ると水しか出なかったはずです。
少しして入ってみると、熱いに肌に刺激的。ピリピリします。
すごく温泉に入っている気分。
ずっとつかっていると、確かに危険な感じなので入ったり出たり。
さすが源泉に最も近いだけあります。
私よりも長く入っていた夫は、この日は温泉お腹いっぱい状態になり、ホテルの白温泉には入りませんでした。
↑龍泉温泉の後は、麓まで降りて抹茶小豆かき氷。
台湾のかき氷は巨大なので2人で分けます。
夏だし、温泉に入ったこともあり、ホント美味しかった。
■北投温泉親水公園露天浴地
1泊した翌日、有名な公衆浴場に行きます。
正式名称は「北投温泉親水公園露天浴地」。
一応、手持ちのガイドブックで営業時間を調べてきたら、間違ってました。
仕方がないので、後述する温泉博物館とか周囲をふらふら。
↑2010年8月時点での営業時間。(クリックすると拡大します)
朝5時〜22時までやっているけど、途中30分の休憩時間が5回ある。
だから、行って閉まっていても、長くても30分待ちです。
値段は、大人40元(約120円)。基本、年中無休みたいです。
↑水着着用です。忘れた人は買えます。
ちょっと古めのデザイン。そう高くない値段ですね。
↑中に入ると見えてきました
公衆浴場とは思えぬ素晴らしい眺め。
↑私達はホテルで服の下に水着を着てきましたが、着替える所もあります。
入浴後、ここでシャワーをすることも可能。
外に面してますが、一応男女別です。
↑貴重品や荷物を入れるロッカーもあります。
ちょっと記憶が不確かですが、お金を入れたら鍵がしまるコインロッカーだったはず。
しかし、私が行った時は誰も鍵をしめてなく、私達もあんまり貴重品はなかったので(カメラくらい)、鍵はかけなかったのです。
台湾は日本と同じような感覚だし、湯船からもよく見える位置だったので。
↑青温泉。上の方ほど温度が高く、下になるほど低い。
一番上は熱すぎて、長くは浸かっていられない。
でも、屋根があるのはここだけで、この日は日差しが強かったので悩ましい。
↑下から見上げるとこんな感じ。
龍泉温泉と同じ青温泉だから、ここも十分刺激的かつ濃い温泉です。
こころなしか、龍泉温泉の方が濃かった気もしますが。
半日の日帰りで来るならば、地熱谷を見て、ここに入るだけでも十分だと思います。
↑水風呂。真夏だったから、これもなかなか気持ちいい。
ここに入っている時に、日本語がとっても流暢なおじさん(おじいさん)に話しかけられました。
客層は8割、地元の人(台湾人)って感じでしたよ。
とにかく、値段の割に素晴らしい。
またリピしたい所です。
なお、この他にも日本統治時代の雰囲気が味わえる「瀧乃湯」も有名ですが、私は行ってません。
■その他の観光施設
↑待ち時間を利用して行った、温泉博物館です。
無料、月曜休みです。
↑北投温泉の歴史を紹介してます。
皇太子時代(つまり大正時代に)の昭和天皇も来られたらしい。
↑色々昔の陳列とかもあります。
まあ、無料だし場所も便利なところなので、ここまで来たら立ち寄ってもいいと思います。
とにかく、北投温泉は思った以上に温泉気分を満喫でき、とてもお勧めです。
早起きが得意な方なら、四大陸選手権が始まる前の午前中に行くことだって可能だと思います。
それでは、また
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