通常のブログを書く気持ちにはなれないので、今回の東北地方太平洋地震についてです。
阪神大震災の時、被災地に住んでいたため、当時のことが色々おもいだされます。
今回はそれ以上の規模、津波、被災地域が広範囲ですから、被災された皆様、救助・支援にあたっている皆様、本当に大変だと思います。
当時と今の大きな違いの一つがネットと携帯の普及です。
便利である一方、色んな問題も生じているようです。
募金詐欺や善意を装ったチェーンメールも多発しているので気を付けてください。
多くの人の善意を利用したこういった行為には怒りがこみあげます。
色々救援したいとは思いますが、個人による物資支援、ボランティア等は被災側の体制が整うまで待った方がいいと思います。
宅配会社も今は荷物を受け付けてませんし、車両規制もあるようですから運ぶ手段もありません。
必要な物資、必要としている場所も刻々と変わります。
今は何千、何万単位での支援が可能な企業等にまかせた方がいいです。
阪神の時も国道2号線などが大渋滞となり、他県からの水道タンクの車など本当に必要な車両なども立ち往生してました。
(参考:3月13日現在、岩手県、福島県とも個人の物資受付、災害ボランティアを断っています。宮城県は物資については明記されていませんが、災害ボランティアの申し出を断っています)
(追記:自治体などで個人による救援物資の受付についてまとめました)
歯がゆい気持ちはわかりますが、個人は募金が1番です。
経費などの中抜きのない、全額被災地に届くきちんとした所に募金してください。
(日本ユニセフなど経費を中抜きする団体も多いし、ほとんど詐欺まがいの場合もあります)
(※3月18日追記:日本ユニセフに募金した場合、必要な資金を上回った場合他のことに使うことがあるという記載があります。
この一文を見るだけでも、私はここに募金するのはやめるべきだと思います)
(追記:義援金の振込先:宮城県・日本赤十字の記事はこちらです)
募金自体も急ぐ必要はありません。
1番お金が必要になるのは、復興時ですから。
知人・友人等に個人的な支援をしようという方も、リクエストが特になければ物ではなく現金の方がいいです。
安全、ライフライン等の心配が一応落ち着いた後、精神的なダメージがじわじわときます。
通常なら気にもならないことに傷ついたり、心細くなったり。
特に大きな財産や身内を失ったわけでもない私ですら、数か月は引きずりました。
現地の通信状況が改善した後に、気遣うメールや電話をしてあげたらすごく心強いと思います。
なお、個人的な連絡ですが、私達は地震発生時、東京にはいませんでした。
電車がストップしたり、多少の苦労はありましたが、かえって怖い思いをせずにすみました。
自宅も色々散乱していた割には、食器1つ壊れてませんでした。
もし、心配されていた方がいたらご安心ください。
今回はこのぐらいで。
March 13, 201118:28地震について