東日本大地震に対し多くの支援をしてくれた台湾へ有志でお礼の広告をしようという「謝謝台湾計画」というプロジェクトがあります。
ネットでは話題になっているので、ご存知の方も多いかもしれません。
当初、ツイッターでのやり取りから開始したこの計画ですが、具体的な内容も決定したので紹介します。
■謝謝台湾計画とは
詳しくは発起人であるkisakaさんによるブログ「謝謝台湾計画」をご覧ください。
ここにいたるまでの経緯、現状など詳しく記載されています。
また、振込にあたっては、こちらの記事を必ずご覧ください。(以下は重要部分の抜粋です)
・振込期間:2011年4月19日〜4月26日分まで。
・金額:1口1000円から(振込手数料は振込者負担)
・使途:台湾の新聞2紙に、お礼の広告を出します。余剰金はすべて日本赤十字社を通じて被災地への義援金とします。
・デザイン:最終案がほぼ決定したようです。→こちらをご覧ください。
世界各国の支援に対し日本政府がお礼の広告を6か国7紙に掲載したのですが、その中に台湾の新聞が入っていなかったことがこの活動の発端だったと私は理解しています。
政府が様々な事情から正式に広告を出せないならば、民間人が有志で出そうというものです。
本当に実現するのかなと思っていたら、具体化しました。
そして、21日までで予想を大きく超える約960万円が集まったようです。(通帳が既に10冊分です)
広告に必要な金額は約240万円。
これからもっと増えるでしょうから、かなりの金額が義援金になることが確実ですね。
■私も参加します
これまでの経緯、方針等をブログで確認し、私も参加することにしました。
「広告にお金を出すならば義援金へまわすべき」という意見も多いようですが、我が家は既に第一弾の義援金を自治体宛に振り込んでおり、この広告に出すお金はそれとは別のものです。
結果的に、支払った金額の大部分は義援金になるのだから、新たなきっかけをもらったような気もします。
「台湾だけに何故? 他の国にも感謝すべきでは」という意見も多いようです。
もちろん他の国にも感謝しています。しかし、今回台湾からの支援が突出して多かったことも事実です。
前に「多謝、台湾」という記事でも紹介しましたが、その後さらに増え、4月18日現在、支援総額は約147億円になっています。
台湾の多くの民間の人達の好意に、日本の民間人がお礼をいう。
ごく自然なことなんじゃないかと思います。
今回、たまたまこのようなプロジェクトがあり、台湾に対する感謝を表すいい機会だなと思ったので参加することにしました。
もし、他の国にもお礼をいうようなプロジェクトがあって、その内容に共感すれば、また参加するかもしれません。
といっても、このあたりの感覚は人それぞれだと思います。
もし、賛同される方がいればと思い、紹介することにしました。
締切は4月26日分までです。
必ず、こちらのページを確認してくださいね。
最後ですが、このプロジェクトを具体化した発起人の方、協力者の方々の実行力、労力は大変なものだと思います。
このような機会を作ってくれてありがとうございます。
まだまだ大変だと思いますが、どうかよろしくお願いします。
それでは、また。
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この記事へのコメント
この記事を読んでいて、「その通り!」と思いました。
”お礼の気持ち”を表したい、日本人にとって至極当然の事ですね。
私も本日、振込みしてきました。
台湾とタイに心から感謝する者として、売国奴政権と売国民主党の行為には腸煮えくり返っています。
日本、万歳! 日本国民と親日国民の友情よ永遠なり!
ご賛同いただきありがとうございます。(って私がいうのも変ですが)
今回の広告がいいなと思った1つには、純粋に感謝の気持ちだけを載せていることもあります。
具体的には忘れたんですが、この他にも小さな国々が精いっぱい支援をしようとしてくれている記事を読んで、その度にありがたいなあと思いました。
私も遅ればせながらこのプロジェクトに参加させていただきました。
確かに賛否両論はあると思いますが、私は発起人の方の意見に賛成し、振り込みました。
すばらしい計画を紹介していただき、ありがとうございました。
私としては、何と言いますか、「顔の見える」義援金に参加したいと考えており、これもそのひとつだと思います。
ご賛同いただきありがとうございます。
> 私としては、何と言いますか、「顔の見える」義援金に参加したいと考えており、これもそのひとつだと思います。
お気持ちはすごくわかります。
今回のプロジェクトは結果的に、その多くが義援金にまわりそうだし、お礼の気持ちも伝えられて、一石二鳥だなと思いました。