チェバーン

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August 17, 201116:44マイベスト・イサーン料理店 「セップジャン」(パタヤのグルメ紹介)
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サワッディ カー

今回紹介するのは、サウスパタヤにある小さなイサーン料理店「セップ ジャン」
セップというのは、イサーン語でアロイ(美味しい)という意味。ジャンというのは一種の感嘆詞みたいな感じで、本来はバンコク語らしい。思わず一口食べて、「アロイジャン」みたいな用法。
「セップジャン」というのは、イサーン語とバンコク語を組み合わせて、「美味しいね〜」っていう店名です。(イーサン出身の先生から聞きました)

本来はタイ人向けのお店なんでしょうが、美味しくって今では大のお気に入り
夫曰く、今パタヤで1番好きなお店だし、私もベスト3には入ります。
ここは元々、竹ちゃんお勧めのイサーン料理店で、ブログでの紹介がなかったら行くことはまずなかったと思います。
そういう意味では、竹ちゃんには大感謝です。(最近、ブログの更新がなくて淋しい…)
パタヤ初心者には、場所も言葉という点でも少しハードルは高いけど、とってもお勧めですよ。

■お料理
場所の説明は後述するとして、まずは、お料理の紹介です。
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↑ここは、メニューが手書きのタイ文字だけで、注文するのはなかなか大変かもしれません。
各料理の正確な値段も今ひとつ不明だけど、基本、安いから安心です。
私達は2回目の来店時にタイ語の先生を連れてきて、メニューの解読をお願いしてみました。(内臓の部位等、タイ人でもよくわからない単語もあったみたい)
お店のお姉さんは少し英語もできるけど、お兄さんはあんまりできない。
なるべくタイ語で注文をしてあげてください。

◆焼き物系
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↑1番のお勧めは、「あひるのクチバシ焼き」。タイ語では、「パッ(ク) ペッ(ト) ヤーン」( )の中は末子音なので、半分発音するような感じで。
パックがクチバシ、ペットがあひる、ヤーンが肉等を焼くという意味です。
自分の口を指さしたり、手を口の前に持っていってクチバシ形をすると通じやすいと思います。
このあひるのクチバシですが、癖はなく、鶏肉よりは味が濃く旨味と香ばしさがあってとにかく美味しい。
身だけでなく、骨もしゃぶるような感じ。
付属のタレはつけても、つけなくても可。タレも辛さの中にレモングラスが効いていて、割と好き。
見た目はかなりグロイけど、レバーや癖のある内臓系が一切食べられない私でも大丈夫なので、万人向けだと思います。

ところで、同じくイサーン料理のチェバーンで「あひるのクチバシ揚げ(パック ペット トー(ト)」を食べたけど、私達は断然ヤーン派でした。
ちなみにチェバーンでは、メニューにあひるのクチバシはないのですが、メニューに写真だけが載っていたので頼んでみました。でも、リピはないかな。

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↑上記とかぶるけど、ムーヤーン(豚肉焼き)も絶品。喉肉(コームー)なのか、単なる豚肉なのかは不明。
でも、チェバーンソムタムプーマーのコームーヤーン(これらも美味しいのよ)よりも、ここのムーヤーンの方が夫も私も好き。
この店に来るようになってから、チェバーンのポジションがちょっと落ちてしまいました。
なお、チェバーンでは、ガイヤーン(鶏焼き)が1番好きです。屋台のガイヤーンとも違った良さがあるし、色んな部位がある点もいい。
作るのに時間がかかるらしく、ガイト―(鶏の揚げたの)を勧められたりしますが、ガイヤーンの方が絶対に美味しいと思う。カロリーも低いしね。半身で100Bはお値打ちです。

話を戻しまして、セップジャンには、この他にも焼き物系はいくつかあります。内臓系の焼き物もあるみたい。
内臓系が好きな方は、是非試してみてください。
また、お勧めはしませんが、生肉もあります。
調理しているのを見ると美味しそうではありますが、昨今、日本でも怪しいのに、タイで生肉を食べる勇気はありません。
食べたい方は自己責任でどうぞ。

◆チムチュム
イサーンということで、チムチュムも外せません。
値段は150Bくらい。マリーンとかに比べるとやや高めだけど、具もたくさんあって鮮度も良さそうで、満足できます。

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↑メインの具は何種類かから選べます。
ヌア(牛肉)、ムー(豚肉)、サイ(内臓)、タレー(シーフード)等。
ミックスもできるし、ヌア ガップ ムー(牛肉と豚肉ミックス)なんかもできます。
内臓が苦手な人は、「サイ ニィッノイ(内臓は少なめ)」とか「マイ チョッブ サイ(内臓は嫌い)」「マイ サイ サイ(内臓は入れないで」と言うといいと思います。
サイが通じなかったら、クルアンナイも同じく内臓の意味です。
内臓でも、白いものはコリコリしていて、私も好きです。ミノとかの親戚みたいな感じ。
肉の上にのっている卵は、肉にからめてから鍋に投入するのが一般的です。

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↑野菜もたっぷりで、味も素材もよいと思います。
私個人の好みでは、もう少しスープの味が薄めの方がいいかな。チムチュムソースを入れると味が濃くなりすぎるから。
濃いめが好きな人にはちょうどいい気がします。

◆ラープ
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ここのラープは私はかなり好きです。ご飯やカオニャオのおかずにいい。
種類も色々あって、ヌアやムー、ペット(あひる)、シーフードのラープもあり。初めて、ラープペットを試してみたら、コリコリ食べごたえがあって、リピ決定です。

以上が、割とよく頼むメニュー。
2人なので、この中から2品か3品。他に、ご飯(カオスワイ)かもち米(カオニャオ)をその日の気分で注文するのが定番です。
1度目は、この中から選んでもらえると失敗はないんじゃないかと思います。

◆その他
他にも色んなメニューがあります。試してみたのは次のようなもの。

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トム サップ ムー。(豚の辛いスープ)
辛いけどなかなか美味しいです。チムチュムを頼まない時の汁物として注文。夫は相当気に入ってます。
お椀に入っているので、段々冷めてくるのが残念。


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クン チェー ナンプラー(海老のお刺身)
これはまあ、普通かな。よく考えたら、この店でシーフードを頼むのは邪道でしょう。

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↑初回にはソムタムも注文。でもあんまり記憶にない。普通だったってことかな。

メニューは他にも色々あるのですが、たいてい2人で行くので、なかなか新規開拓はできません。
タイ語のできる方だったら、お勧め料理を聞いてみるのもいいと思います。
値段的には、2人で300〜500B(800〜1400円)くらいじゃないかと思います。

■注文のアレコレ
基本的に普通に頼めばいいのですが、ご夫婦2人だけでやっているお店なので、できれば色々気遣いをしてあげて下さい。
空いている時はいいのですが、混んでいると料理が出てくるまでに時間がかかる時もあります。(1時間かかると言われたこともあり)
ビールでも飲んでゆっくり待っていて下さいね。

実は、タイ人のお客さんは、オーダー表に自分でメニューを書いているんですね。(もちろんタイ語)
外国人の場合は、最初からオーダー表は渡されませんが。
初めて行った時に、私達がカタコトながらもタイ語を話したらホッとした顔をしたので、できれば注文もタイ語が望ましいです。

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↑飲み物はこの冷蔵庫から自分で出してきても構いません。最後に空き瓶で清算しているみたい。
忙しそうなので、今はいつも自分で出しています。栓抜きは冷蔵庫の右端についてます。

また、テイクアウトをしていくタイ人も多いので、焼き物系などはお持ち帰りしてもいいと思います。

■立地
場所は、バイクがないとちょっと行きづらいです。
以前、比較的近くに長期滞在していて、この辺りの土地勘はあるのですが、最初はすごく探しました。(見つからなかった最大の理由はお店が休みだったから)
一応、Tukcomの裏あたりから歩いて行けば、そう遠くはないですけど、その近道自体が相当わかりづらいので、今回はバイクでの行き方限定で紹介します。

まず、サードロードを南下します。
サウスパタヤ(パタヤタイ)を過ぎて200mくらいで、陸側にソイ17があります。(ただし、ソイ17の表示はなかったと思う)
ソイ17の目印は、北側の角には屋台村があり、ピヤダレジデンスというホテルよりは手前になります。
ソイ17をに入り(サウスパタヤから行くと左折、陸側に入ります)、100mくらいの右手にセップジャンはあります。
真向いにあるのは、PRSマンションというホテル。
なお、ソイ17に入るとすぐに左手にはアレカロッジと同じグループのマインドリゾートホテル があります。(各リンク先の地図も参考にしてください)
バイタクで行く場合は、このマインドリゾートを目印に言うといいと思います。

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↑左端がファミリーマート、2軒手前の黄色の小さな看板のあるお店がセップジャンです。

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↑入口がキッチンになっていて、チムチュム鍋等も並んでいます。
間口は3mくらいの小さなお店。
客席は奥にあります。全部でテーブルが7個くらいかな。

たぶん日曜はお休みです。
その他にも、ソンクラーンの時期等、長期で休む場合もあります。

ところで、このお店最初は紹介するのはやめようと思っていたのです。
でも、結局紹介したのには訳があります。
お店紹介とは直接関係がないので、興味のある方は続きをご覧くださいね。

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オーガストスイーツ・エイプリルスイーツの予約取扱いは停止しました。ご希望の方はAgodaなどでご予約ください。
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July 19, 201008:22チェバーンで夕食 (2010年GWパタヤ旅行 その5)
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サワッディ カー

2010年GWパタヤ旅行、引き続きグルメ・レストラン紹介です。
今回は、3ロード沿いのイサーン料理レストラン、チェバーンです。
とにかく安くて美味しいお店ですよ。

※2011年10月現在、長期休業中です。閉店したのかもしれません。ご注意ください。→同12月現在、再開しているようです。

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■きっかけ
このお店は、最近仲良くさせて頂いているCarl's Barさんのブログで知りました。
Carl's Barさんは、私達と同じくご夫婦のパタヤリピーターで、このブログを知った時は
大喜び
パタヤリピーターの方は圧倒的に男性で、カップルでパタヤというのはかなり少数派。
タイを良く知る人からは、変わり者扱いをされます。
1回くらい行った人はいても、リピーターにはならないみたい。
でも、やはりいたかという感じ。
実際には、もっといらっしゃると思うんですけどねえ。

同じリピーターでも、行っているお店は結構違います。
なので、今回はCarl's Barさんお勧めのお店も色々行ってみました。
お料理上手なだけあって、どこもとても美味しかったですよ。

さて、この店は、またまたタイ語仲間のTさんと、そのお友達Mさんと4人で行きました。
Tさんとパタヤで会うのはこれで4回目。なんと2/3の遭遇率です。
Mさんは昨年の9月以来。

■お料理など
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↑客層は地元の人がほとんどで、庶民的な雰囲気。

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↑メニューは英語併記だから安心です。お値段もかなり安い。

ところで、席に着くとすぐに、夫がウィスキー入り小瓶をMさんに渡してる。
お酒好きの夫は、旅行中などいつも焼酎やウイスキー入りの小ボトルを持ち歩いてます。
前回お会いして、Mさんもかなりのお酒好きだったので、Mさん用のを用意してきたみたい。
お酒好きには親切だね〜

お待ちかねのお料理です。
イサーン料理店ということみたいけど、一般的なタイ料理が揃ってます。

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↑お勧めのコームヤーン(豚の喉肉焼き)
コームヤーンは大体美味しいですが、その中でもかなりいい感じ。
細かいことは覚えてないんだけど、甘くない味付けなのが良かったのかな。
白いご飯にも合いそう。
すぐになくなったので、おかわりしました。

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トムヤムクン。辛さはタマダー(普通)にしました。
タマダーなら、私は問題なかったです。激辛好きの夫は物足りないくらい。
ここのは、かなり具沢山。
そして、写真では見えないけど、器の下を火であぶっているのでスープが温かいまま。
(温泉で出てくる鍋みたいな感じ)
こんな庶民的な店なのに、気が利いている。
温度にこだわる私的にはかなりポイント高いです。

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カオパッ(t)。何の具にしたか、味など、全然覚えてません。

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オースアン(カキ入り卵とじ)、お好み焼きみたいなものです。
カキは小ぶりで、あんまり多くなかったけど、味は良かった。
(この写真は、美味しそうじゃないけどね)
バンコク・トンローの有名なラーン55よりも飽きのこない味で、私はこっちの方が好みかも。
ボリューム満点なので、2人だと頼みにくいかもね。
(追記)その後、もう一度頼んだら、1回目とはかなり違っていてそんなに美味しくはなかった。タイのレストランではよくあることだけど、味に波があるかも

この他に、ビールを何本か頼んで、お勘定は740B(約2000円)
リーズナブルですねえ。
お料理もなかなか美味しかったし、かなり使えるお店だと思います。

■2011年9月追記(その他のお料理)
チェバーンというキーワードでアクセス数は安定的に多いです。
ということで、メニューに関して、少し追記したいと思います。

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↑今、1番お勧めのガイヤーン(鶏の焼いたもの)です。これで半身、100Bです。この写真だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、すごいボリューム。2人だと、これだけでもお腹いっぱいになってしまう。
注文を取ってから焼くので少々時間がかかりますが、その分美味しい。
時間がかかるからとガイトー(鶏の揚げたもの)を勧められることもあって、一度食べたけど、ガイトーよりもガイヤーンが絶対にお勧めです。

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パッ(ク)ペッ(ト)トー(あひるのクチバシ揚げ)。メニューには載ってないけど、メニューに写真だけ載っています。
思ったよりはイマイチだった。もう、これは頼まないと思う。

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ラープ ムー。(豚のラープ)
普通の豚肉だけでなく、内臓もあったので私的には相当苦手だった。チェバーンではもうラープは頼みません。

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クンチェーナンプラー(海老のタイ風刺身)。
(値段は忘れましたが)値段の割にかなりイケると思いました。その日の気分で、また頼むと思います。

この他、前にも紹介した、コームーヤーン、焼き飯、トムヤムクンは安定的に美味しいと思います。参考にしてくださいね。
なお、イサーン料理と言えば、今1番のお気に入りはセップジャンです。良かったら、セップジャンの記事も読んでみてくださいね。

■チェバーンへの行き
チェバーンは色々紹介されていて、3ロード沿いということとホンダ販売店の前ってことは
わかったけど、今一つ場所がよくわかりませんでした。
今回は人を連れていくってこともあって、昼のうちにバイクで事前調査。
すると、3ロードのセントラルパタヤよりも南側の陸側に発見。
有名なディスコ、X-ZYTEの斜め前になります。

というわけで、ここも夫が地図を作成。これで、迷わず行けると思います。

チェバーン
クリックすると別ウィンドウで拡大します。
(追記)エキサイト、ディスコはどうやら潰れたようです。注意してください。

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↑目印となるホンダは、昼はバイクが並んでいてわかりやすいですが(左写真)、
夕食の時間だと閉店しているのでわかりにくいかも。(右写真)

3ロードはソンテウがたぶん巡回してないので、バイクで行く方が便利です。
上の地図はソイブアカオからのアクセスになってますが、3ロードをセントラルパタヤ通り
から南下して、左というのが1番簡単だと思います。
無理やりソンテウで行くなら、セントラルパタヤ通りの3ロードのところで降りて、
そこから歩いて10〜15分くらいかな。
或いは、ソイブアカオからだと、案外近いんですよね。
今回、後半に泊まった、ダイアナオアシス(ダイアナエステート)からなら、充分歩ける
なあと思いました。(でも、10〜15分くらいはかかるかな)

とにかく安いし、味もいいので普段使いにぴったりのお店です。
次は、他のメニューにも挑戦してみたいな。

それでは、また